エアアジア・フィリピンの成田線は2路線に!
「フィリピン・エアアジア」が、2023年7月1日から、成田~セブ線を新規で開設するコトを発表しました。
ひとまず、運航スケジュールは、こんな感じ。
- Z2 9181 成田18:30→セブ22:25|毎日運航
- Z2 9180 セブ11:55→成田17:30|毎日運航
使用機材は、エコノミークラスのみ180席のエアバスA320型機で、1日1往復での運航。
「フィリピン・エアアジア」としては、2023年2月から成田~マニラ線を開設したばかりで、成田線はそれに続く2路線目と言うコトに。
エアアジア・フィリピン、成田~マニラ線を2月に開設へ!
成田側の使用ターミナルは、出発がLCC専用の第3ターミナル。
到着は検疫強化の要請で、第2ターミナルを使用するコトになる模様で、出発と到着でターミナルが異なるので、やや注意が必要そうですね。
成田~セブは、3社が競合する路線に!
成田~セブ線は、フィリピン航空業界最大手の「セブパシフィック航空」も運航を再開しているのに加え、「フィリピン航空」も就航しているので、3社目と言うコトに。
ただ同じLCCのセブパシフィックだと、成田~セブ線は、成田発11:15→セブ着15:10で、セブ発が04:55→成田着10:25。
今回、発表になった「エアアジア・フィリピン」とは異なる運航時刻なので、そこまでバッティングはしなさそう。
ネックになるのは、エアアジア・フィリピンは成田発が遅く、セブに到着したらもう深夜帯に入って来る感じな部分。
セブパシフィック航空は、成田発はちょうどいい時間帯ですが、セブ発が早朝(と言うか、遅い深夜?)だったので、日本在住ならば、成田発はセブパシフィック、セブ発はエアアジア・フィリピンと、組み合わせて利用するのが良さそうですね。
先日、「ZIPAIR」の成田~マニラ線開設が発表になりましたが、日本~フィリピン線が拡充傾向ですね。
日系航空会社だとマニラ一択と言うのが現状ですが。
セブ線は、セブパシフィック航空とフィリピン航空の2社体制で、エアアジア・フィリピンが就航するコトになりますが、3社ともフィリピン資本の航空会社。
かつてはANA傘下のLCCの「バニラエア」が、成田~セブ線を運航していたのですが、2018年10月27日限りで運休。
どうも搭乗率が目標に対して、やや未達だったコトが運休の利用の様です。
基本的に、セブ線はビジネス需要よりも観光需要の方が高いでしょうが、日系の1社ぐらい、参入しても良いのになぁ…と。
ただ…
そもそもセブって、観光地としてどこまで人気・知名度があるんだろう…と言う話でしょうね。
確かにフィリピンの海はキレイですし、リゾート開発が進んでいるスポットもありますが、どうしてもビーチリゾートと言う点では、東南アジア諸国のビーチと比べると、知名度としては劣りますし…
エアアジア・フィリピンは拡大に向かう?
「エアアジア・フィリピン」。
その名の通り、エアアジアのフィリピン現地法人な訳ですが、やはりフィリピンの航空業界は、「セブパシフィック航空」が圧倒的。
国際線ではまだ「フィリピン航空」も踏ん張っている感じですが、国内線では既にシェアで見れば倍レベルの差がついてしまっている状態。
そこからさらに数値が落ちるのがエアアジア・フィリピン。
エアアジアブランドではあるけれど、なかなか業績が上がってこない状態のようにも。
同じLCCのセブパシフィックが国内線では幅を利かせているから、そこで真っ向勝負に出るのではなく、まだ隙のある国際線に活路を見出そうとしているのかな?
エアアジアグループの中でも、経営規模が小さいグループ会社なだけに、ここらが踏ん張りどころと言えるのかも知れないですね。
それにしても…
あぁ…
ジョリビー、食べたい(笑)。
いや、そこまで美味しいとは思わないんですけれどね。
なんか時々、ムショーに食べたくなる瞬間があるんだよなぁ…
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