週5日・1日2往復の変則型で就航!
2024年1月に新潟~丘珠(札幌)線で新規に運航をスタートさせた「トキエア」。
トキエア、1月31日に新潟~丘珠(札幌)線で運航開始に!
既に、就航の計画が発表になっていた2路線目となる新潟~仙台線を、2024年4月26日に開設するコトを、発表しました。
当面は、週5日の運航で、運航日は1日2往復体制で運航するスタイルになります。
具体的な運航スケジュールは、こんな感じ。
- BV201 新潟07:35→仙台08:20|月・水・金・土・日曜運航
- BV203 新潟18:50→仙台19:35|月・水・金・土・日曜運航
- BV202 仙台08:50→新潟09:40|月・水・金・土・日曜運航
- BV204 仙台20:05→新潟20:55|月・水・金・土・日曜運航
使用機材は、ATR72-600型機。
航空券は、2024年4月12日16:00から既に発売を開始しています。
運賃種別は、以下の3タイプと障碍者割引運賃。
- トキビズ…当日まで購入可能・予約変更可能
- トキトク…出発時刻の72時間前まで購入可能・予約変更不可
- トキユニ…搭乗3日前から購入可能・12~25歳までが利用可能
「トキビズ」は、片道運賃が16,500~19,500円。
「トキトク」は、片道運賃が9,000~16,000円。
「トキユニ」は、片道運賃が9,000円。
時間がかなり短縮でき、競争力もありそうな路線
当初の予定通り、2路線目は新潟~仙台線。
今までの移動だと、かなり不便+時間が掛かりますが、「トキエア」ならば50分程度と1時間を切ってくるので、競合に対しても大きく優位さをアピールできそうな路線。
運航は週5日ですが、運航日は1日2往復での運航なので、時間が選べると言うのも嬉しいところですね。
距離を考えると、やっぱり小型機での運航なのでちょっと運賃が高めかも…と言う気はしますが、それでもこの搭乗時間を考えると、十分、勝負できそうな感じ。
ただどこまで需要があるか…と言う感じ。
LCCとは異なり、座席指定料金などの追加料金や、クレジットカードなどの決済手数料も不要なので、とてもシンプル。
さらに1つにつき、50cm×60cm×120cm以内ならば、個数制限なしで総重量20kgまで荷物も無料で預けられますしね。
機材繰りにはもったいないが…
とりあえず、今年はこの2路線のみで終わるのかな?
どうなんでしょうね。
ただ機材繰り的には、昼間にぽっかりと穴が開いている状態。
航空会社は1つの機材を、1日どれぐらい運航できるかによって利益がガクンと異なってきますから、まだまだこの運航スケジュールでは黒字化は難しいでしょう。
もちろん、就航に当たって習熟訓練の時間も必要と言う意味もあるのでしょうが、機材を増やさずにこの先、路線を増やしていくのかどうか…
それとも新機材を就航させて、計画にある名古屋・関西圏への路線開設を目指すのか…
どちらでしょうね。
でも、どちらにせよ、地方の空港から路線が増えると言うのは、日本の航空業界にとってプラスの話ではありますから、なんとか踏ん張って路線網を増やして欲しいモノですね。
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