上級ステータスが1つ増えて、合計3ランクに!
スターフライヤーのマイレージ制度である「スターリンク」の刷新が発表になりました。
今回の刷新で一番大きいのは、今まで2段階の会員制だったのが、さらに「ALTAIR(アルタイル)」ランクが増え、3段階になると言う部分。
ひとまず紐解いてみます。
[amazonjs asin=”447808419X” locale=”JP” title=”スターフライヤー 漆黒の翼、感動を乗せて―――小さなエアラインの大きな挑戦”]これまでのスターリンクは、最上位の「VEGA(ベガ)」と一般会員の2ランクでしたが、その間に今回ALTAIRが新設されるコトに。
ALTAIRのステータスに必要な搭乗回数は、年間で10回以上なので、比較的、ライトな会員でも到達しやすくなります。
また同時にVEGAへの必要搭乗回数も、これまでの年間48回以上から30回以上に引き下げられるコトに。
上位会員のALTAIRとVEGAは、優先搭乗やマイル加算などでの優待制度が設けられるコトになります。
一般会員 | ALTAIR | VEGA | |
必要搭乗回数 | 年間9回以下 | 年間10回以上 | 年間30回以上 |
マイル積算率 | 100% | 120% | 150% |
クーポン利用 | 〇 | 〇 | 〇 |
優先搭乗 | × | 〇 | 〇 |
手荷物優待 | × | 〇 | 〇 |
ラウンジ利用 | × | × | 〇 |
チャット利用 | × | × | 〇 |
レンタルサービス | × | × | 〇 |
幾つか新しいサービスが導入されていますが、クーポンの利用は、コワーキングスペースの「DIAGONAL RUN TOKYO/FUKUOKA」や、スペシャリティストアの「BARNEYS NEW YORK」などと提携を行い、会員向けのサービス提供が開始されるとのコト。
チャットサービスは、新設されるアプリを利用して、チャットでオペレーターが会員の好みに応じた座席の確保を行うと言うサービスになるとのコト。
またレンタルサービスに関しては、到着地で折り畳み傘やモバイルバッテリーを借りられるサービスをスタートさせ、顧客満足度を高めていく方針とのコトです。
何処まで嬉しいかは別として、こうした細かい部分のサービスは、まだまだ規模が小さなスターフライヤーならではのサービスの様には思えますね。
上記のチャットサービスでもチラリと書きましたが、今回のリニューアルに際し、スマートフォンアプリを導入するとのコト。
現在の会員証からの置き換えも行われ、アプリから航空券の予約・購入なども行えるコトに。
ローシーズンの特典航空券は減額に!
また積算したマイルに関しては、現状、羽田~北九州線への特典航空券引き換えの場合、通常片道7,500マイルが必要ですが、これをローシーズンに限り5,500マイルで提供し、特典航空券への交換もしやすくなる様に改善が図られるコトに。
現状、スターリンクの会員数は40万人とのコトだが、次の10年で100万人を目指して行く方針で、他の既存航空会社のマイレージとの差別化を図ると共に、貯めやすく・使いやすいマイレージプログラムと言う方向性に舵を切った感じです。
スターフライヤーは、まだまだ路線数が多くはないので、利用出来る機会が多くはない航空会社の1つかも知れませんが、今回、新設されるALTAIRは年間10回以上の搭乗で得られるステータス。
10回以上と言えば、5往復で済みますから、かなりハードルが下がる形です。
まぁ、それでも今の路線数だと、ビジネスで利用しない限り、ちょっと厳しいモノはありますけれどもね。
スターフライヤーと言えば、台北線への就航が控えていますが、北九州・福岡・セントレア~台北の3路線での就航を予定していましたが、発着枠の関係で、福岡~台北線への就航を断念したコトが先日、発表になっています。
なので、台北線は、北九州とセントレアの2都市からの就航と言うコトになりそうで、ちょっと残念な感も。
ただ、再参入になる国際線が軌道に乗れば、まだまだ路線拡大の余地がある航空会社なので、ひとまずは再参入となる国際線進出が、軌道に乗ると、よりマイルも貯めやすくなりますね。
因みに、今回の改正は2018年9月から(正式な日付は未発表)です。
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