西東京・アルピコ交通の渋谷・八王子~金沢・加賀温泉線、運休へ!

年末年始は隔日運行に!

実は幾度となく利用していた「西東京バス」「アルピコ交通」が共同運行している渋谷~加賀温泉間を結ぶ高速バスの運休が発表になっています。

具体的な運休のタイミングは、以下の通り。

渋谷・八王子~金沢・加賀温泉線
  • アルピコ交通運行便…2023年12月9日渋谷発から運休中
  • 西東京バス運行便…2024年1月8日金沢発まで運行、以後、運休

「西東京バス」「アルピコ交通」は、同路線では、1日1便ずつ運行しているので、既に「アルピコ交通」の運行便が運休に入っているので、この年末年始は隔日での運行と言う変則的なスタイルでの運行になります。

また2024年1月9日出発便からは、“当面の間、運休”と言うコトで、一応、復便に可能性を残す形でのアナウンスになっていますが、さすがに復便は厳しいのかな?と言う感じも。
まぁ、季節運行とかならばあり得るのかも知れないけれど。

 

都心を通らないのは、かなり便利だったのですが…

この渋谷~加賀温泉線。
個人的には、かなり愛用していた路線だったりします。

動画でも取り上げたぐらい。

 

因みに、動画だけじゃなくて、ちゃんとこのブログ上でも取り上げています。
それだけ便利だなぁ…と思ったってコトだと思って下さい。

大雪の中のアルピコ・西東京バス、八王子〜加賀温泉線

と言うのも、渋谷からそのまま関越道方面に向かうのではなく、中央道を走り、三鷹・深大寺・府中・日野…と停車し、八王子へ。
その後、圏央道を経由して北陸方面に向かい、金沢・松任海浜公園・小松と停車し、終点の加賀温泉に到着すると言うルート。

なので、東京西部エリアに住んでいると、都心を通らなくても高速バスに乗れると言う路線でした。

これって、かなり便利なんですよね。

やっぱり旅行に出る時と言うのは、大なり小なり荷物があるモノ。
その荷物を持って都心に行くと言うのは、結構、億劫になるし、面倒なモノなので、郊外エリアからそのまま乗れると言うのは、便利。

町田なんかだと経由する便も比較的ありますが、立川・八王子だとそこまで経由便がないので、結構、希少性のある路線の1つだったので。

しかも3列独立シート・トイレ付き。
その割に、お値段も高騰せず手頃でしたし、ドカ雪が降った時も最後まで走り通してくれた路線だったのですが…

コロナ禍も乗り切って、いざこれから~と言う感じもしたのですが…

北陸新幹線の敦賀延伸と言うのもあるのかな?と思いつつ、そもそも大部分の乗客は金沢で下車してしまうので、金沢~松任・小松・加賀温泉間は、寧ろ、空気を運んでいるような状態だったので、そこまで影響があるとは思えないんですけれどもね。

逆に、往復のどちらかは新幹線、もう一方は夜行バス…みたいな利用の仕方もできたと思うんで、勝機はあったと思うけれど…

また渋谷発だと八王子が日付を跨ぐギリギリのところで夜遅く、金沢着が6:40とかなり早くに到着できましたし、金沢方面からだと金沢発が22:50と、こちらも遅く、八王子着が5:40~45と早朝着なので、そのまま会社に出社できるような設定だったのも、便利だったのですがね。

通勤ライナーも廃止を発表!

「西東京バス」は、この他に八王子から新宿駅西口へ向かう通勤ライナーの廃止も発表になっています。

早朝に八王子を出発し、新宿に6:30に到着するバスで、片道1,000円(WEB事前決済orICカード決済の場合)と言う、結構、尖ったバスだったのですが、やはりあまりにも並行する鉄道線が便利と言うコトもあったのかな?と。

寧ろ、八王子発ではなく、府中・調布などから東京駅行きとかだったら、鉄道だと直通がないので、もう少し需要があった可能性もあるのかな?なんて思ったりも。

尖った路線。
やっぱり厳しいんだろうなぁ…
運転手不足もありますし、運行経費も増加している中で、維持していられなくなってきているんでしょうね、やっぱり。

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください