スタフラ、羽田は2タミ撤退・1タミに集約!

全路線、羽田は1タミ発着に!

スターフライヤーが、冬ダイヤが始まる2020年10月25日から、現在、第2ターミナルを使用している関空・山口宇部線の2路線の発着を、第1ターミナルからの発着に変更し、全ての羽田発着路線のターミナルを、第1ターミナルに集約するコトが発表になりました。

現状のスターフライヤーの羽田線は、合計4路線。

2006年開設の北九州線(現在、通常だと11往復)は、開設当初から第1ターミナル使用。
2011年開設の福岡線(通常だと8往復)は、開設時は1タミ、その後2タミに移り、2017年にまた第1ターミナルへと再移転。
2007年開設の関空線(通常、5往復)と2014年開設の山口宇部線(通常、3往復)は、開設当初から第2ターミナルを使用しており、発着路線によって、ターミナルが分かれると言う状態が長く続いて来ました。

なので、ようやくの!と言う感じですね。

なお、使用しているカウンターは南ウィングの端。
保安検査場Aの近くと言う場所になりますが、これはこのままの使用になります。

詳細は、コチラから(スターフライヤープレスリリース)。

2タミではなく、1タミ!

ようやく集約!と思ったのですが、集約される先は、第1ターミナル。

いや、元々、スターフライヤーのターミナルは第1ターミナルなのですが、第2ターミナルを利用しているANAとのコードシェアを行っているスターフライヤー。

と言うコトで、ANAに乗り継ぐ…などの際は、ちょっと不便になりそうな感じですね。

またANAなどの上級会員で、コードシェア便利用の場合は、ラウンジの兼ね合いもありますし、この辺りは、正直、「なぜ1タミ?」と言いたくもなります。

ただ現状でも、「2タミから搭乗→バス移動→機材は1タミ前」と言う謎運用もあった感じですし、そもそも4路線しかないのに、ターミナルが分かれていたと言うのは、毎回、スターフライヤーを使う人以外からすれば、やっぱり分かりにくい。

そして何よりも、2ヶ所に分かれていると言うコトで、余分なコストも掛かっている訳で、それを削減できると言うのは、大きいのかも(そもそも2タミでの業務は、ほぼANAへの委託だったかと思いますが、それでも費用は掛かっているでしょうから)。

スターフライヤーも、コロナ禍で決算がズタズタだった訳ですし、お盆休みの利用率も過去最低を大きく更新する状況だったので、こうした余分な費用を少しでも削減できると言うのは、良い方向性だと言えるのかな…と言う感じですね。

と言うか、今回発表になった2020年10月からの冬期スケジュールは、便数も変わらずにターミナル集約が実現できるのであれば、どうして今まで放置だったのだろう…

そちらの方が、謎ですが。

 

北九州~那覇線の再開は?

ところで、今回、発表の冬期スケジュール。

5路線で発表になっているのですが、本来、スターフライヤーが運航していた国内線は、6路線。

唯一、冬期スケジュールが発表にならなかったのは、1日1往復で運航していた北九州~那覇線。

4月下旬から運休が行われ、7月の運航日数は2日間のみ。

最盛期である8月こそ、1日1往復が毎日運航されている状態ですが、9月1~10日に掛けての運休が、既に発表済み。

需要の有無を慎重に探っている状態なのでしょうが、このままフェイドアウトにならないコトを祈るばかりですけれども(個人的には、距離のより長い羽田~那覇に就航して欲しい…)。

あぁ…
スタフラでどっか、行きたい…

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