成田空港に、新ラウンジ開設へ!
航空関連の地上支援業務を行っている「スイスポート」。
日本でも丸紅との合弁で2006年に日本法人を開設し、成田・羽田・中部・関空・福岡・那覇の国内主要6空港で様々な空港グランドハンドリング関連事業を行っていたりします。
表に直接出てくる会社ではないけれども、何気に空港でロゴを見たりする機会もある会社だったりするのですが、この度、2022年初夏に成田空港国際線第2ターミナル(サテライト)に、ラウンジ「ASPIRE」を開設するコトを発表しました。
「ASPIRE」。
おもにヨーロッパで運営されていて、現在、世界35の空港に合計で約60ヶ所に開設されている空港ラウンジで、独立系のラウンジとしては、ヨーロッパでは最大規模だったりするブランド。
それが成田空港にできると言うコト。
ひとまずプレスリリースで出された情報をまとめてみると、こんな感じのようです。
成田って航空系ラウンジ以外だとクレジットカード会員向けのラウンジがありますが、しょぼさは隠せず、ラウンジと言うか単なる待合室レベルなのと、制限区域内にはそう言うカード向けラウンジすらなく、IASS Executive Loungeぐらいしかないので、これは朗報と言えそうですね。
ただプレスリリースを見る限り、設備的には特筆されるべきモノはなさそうなイメージで、シャワールームとかは設けなさそうですね。
追記|
オープン日は2022年9月1日で決定しました。
場所は、成田空港第2ターミナルサテライト82番搭乗口付近(旧カンタス航空ビジネスラウンジ跡)になります。
プライオリティパスで入れるかどうか
で、個人的にやっぱり気になるのは、プライオリティパスで入れるかどうか。
ANA Loungeがプライオリティパスでも入れるようになりましたが、第1ターミナルで、2タミには上述のIASS Executive Loungeしか入れるラウンジがないと言うのが、プライオリティパス最大のネックなので、仮に入れるようになると、結構、嬉しい感じなのですが…
一応、本拠地であるヨーロッパ域内にあるASPIREの中には、プライオリティパスで入れる場所が幾つかあったりします。
現時点で主な空港を挙げてみると、こんな感じ。
・ロンドン・ヒースロー(第3・5ターミナル)
・アムステルダム(第1・2ターミナル)
・ヘルシンキ(第2ターミナル)
・チューリッヒ(2カ所)
なので、可能性はゼロじゃないと言う気がしますね。
逆に、プライオリティパスで入れるようになるとすると、サクララウンジに入れるメンバー以外が集中しそうな気もするので、ピーク時にはキャパが不足しそうな気すらしますけれどね。
なぜ成田なのだろうか?
それにしても…
どうして成田で羽田じゃないんでしょうね。
需要が多そうなのは、やはりビジネス客だと思うので、羽田の方がまだ利用が多そうなイメージではありますが。
まぁ、その分、羽田だと賃料も高そうですけれどね。
ってか、独立系のラウンジって、1日平均でどのぐらいの需要があればペイするんでしょうね?
今回、ASPIREができるのは2タミのサテライト。
さすがに本館よりは賃料も安いのでしょうが、奥にある場所なだけに、どれだけ人が来るのやら…
ただ、これが波に乗れば、他の国内の空港での展開も視野に入って来るでしょうから、楽しみにしたいところ。
それにしても…
やっぱり外資はこう言うところでのビジネスチャンスを狙う戦略が、しっかりとしていますね。
ポストコロナに向けて、着実に動き出している感じがありますモンね。
そして、仮にプライオリティパスが利用できるとなれば、やっぱり“楽天プレミアムカード”は、当面保有かなぁ…
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