三井住友、Tile機能付きクレカ発行へ!盗難対策にもなる?

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久しぶりにクレジットカードの話題ですが、最近、ナンバー・ネームレスのカードが主流になって来ましたよね。
ボクはまだそうしたタイプのカードを持っていないのですが、なんか羨ましさを感じてしまうのは、何故なのやら。

三井住友、Tile機能付きのクレジットカードの発行開始!

近年、攻めている施策が目立つ「三井住友カード」ですが、IT関連サービスを提供しているSB C&Sと探し物トラッカーのTile機能を搭載したクレジットカードの「三井住友カードTile」を共同開発し、先行予約を開始したコトを発表しました。

先行予約は1,500枚分と限られた枚数で、2022年1月中旬以降に順次発行するとのコト(1,500枚を超える予約があった場合は、抽選)。

今回、発表された「三井住友カードTile」は、何と言ってもTileの機能が搭載されていると言うのが武器で、カードを紛失しても、スマホとカードの接続が切れた場所をアプリで確認できると言うモノですが、まずは、カードのスペックから。

名称|三井住友カードTile
国際ブランド|Visaのみ
対象|満18歳以上(高校生を除き、未成年は要親権者の同意)
カード発行手数料|5,500円
年会費|1,375円(初年度無料)
利用額|100万円まで
海外旅行傷害保険|最高2,000万円(利用付帯)
電子マネー|Apple Pay/Google Pay/PiTaPa/waon/ETC/iD(専用カード)
ポイント制度|Vポイント200円(税込)につき1ポイント(0.5%還元)
・セブンイレブン/ファミリーマート/ローソン/マクドナルドは+2.0%還元
・“いつもの利用でポイント”で+0.5%還元
・三井住友カードつみたて投資は0.5%還元

まぁ、カードのスペックとしては、Tile機能が付いていなければ、ごくごく平凡と言う感じがしなくもないですけれどもね。

ただ年会費もお手軽ですし、タッチ決済も利用可能なので、基本的なスペックは揃っていると言う感じがするカードですね。

Bluetoothでスマホと連動できるクレカ!

で、「三井住友カードTile」の最大の特徴は、Tileの機能を持っていると言うコト。

なので、カード側がBluetoothでスマホと繋げられると言う点。

その為に、カードには超薄型のバッテリーを内蔵していて、フル充電でも最長で半年間はTile機能が利用できるとのコト。
専用充電器で充電が可能で、仮に充電がなくなった場合でもクレジットカード機能には影響なしとのコト(約3時間でフル充電する模様です)。

そして、カードには物理スイッチとスピーカーを搭載。

で、Bluetoothの圏内にカードとスマホがあれば、スマホアプリからカードを鳴らすコトができるのに加え、カードの物理スイッチを押すコトでスマホを鳴らすコトも可能。

またスマートスピーカーと接続するコトで、スマートスピーカーからの呼びかけでもカードを鳴らすコトができるので、まずは“カードが見当たらない”と言うコトはなくなりそう。

 

カードとスマホとがBluetooth圏外になっても、最後にカードとスマホが接続した場所を、スマホのアプリ内で地図表記が可能とのコト。

Bluetoothでの接続なので、約30mぐらいしか距離感はないのが残念だけれども、盗難に遭った際に、ちょっとは役に立ちそうな気はしますね。

で、仮に圏外になっていてもTileネットワークで他のTileユーザーやアクセスポイントがカードを検知するとアプリに知らせると言う機能もあるのも、盗難の時に役立ちそう(ただ現状の表記だと、“日本にいるTileユーザーやアクセスポイント”となっているので、海外だと無理なのかな?)。

重さも約6gとほとんど他のクレジットカードと変わりないのも嬉しい所。

デメリットはあくまでも完全な盗難対策にはならないところ

デメリットとしては、結局のところ、カードとスマホが最後に接続した場所までしか判明できないと言う点でしょうね。

自宅内でカードが見当たらない(もしくはカードを入れた財布が見当たらない)と言うシーンでは利用できますが、盗難時に役立つか?と言うと、実は、そうでもないと言うコト。

またATMや券売機など、カードを出し入れするようなタイプではカードを入れるコトが不可と言うのも、地味に大きなデメリットのように思いますね(なのでタッチ・オンライン決済ぐらいでしか利用ができないと言うコトなのかな?)。

トラベラーズチェックがなくなり、クレジットカードとカードを利用したキャッシングが主流になりつつある海外旅行の所持金事情ですが、カードは盗難リスクが付きモノ。

もちろん、盗難に遭ったらすぐに止めるコトで、最悪の事態は避けられるし、仮に完全にカードの所在地を追えるようになったとしても、まずはカードを止めるコトが先になるだろうから、あまり意味を持たないのかも知れないけれど。

ただ今後、そうした盗難リスクに対応するようなカードが出てきたら面白いコトになるのになぁ…と、つい旅人目線で思ってしまいました。
でも…
ボクが行く国々の多くでは、カードの現在地が分かっても、警察が動いてくれるかどうかは、きっと別問題って気はしますけれどね。

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