成田~女満別・大分線開設!
ANA系のLCCであるピーチが、成田~女満別・大分線の開設を発表しました。
女満別線は2021年2月10日から、大分線は2021年2月19日からの運航で、共に1日1往復での運航になります。
具体的な運航スケジュールは、以下の通り。
【成田~女満別線】
MM593 成田13:55→女満別16:00
MM594 女満別16:40→成田18:55
【成田~大分線】
MM559 成田08:35→大分10:30
MM560 大分11:10→成田12:45
これでピーチの成田発着の路線は、既存の釧路・新千歳・関空・福岡・長崎・宮崎・鹿児島・奄美・那覇・石垣の合計10路線と台北(桃園)・高雄とを併せると国内線12路線+国際線2路線と、かなり手広くなる形です。
因みに、女満別空港は、現状、
JALグループ…新千歳・羽田
ANAグループ…新千歳
AIR DO(ANAコードシェア)…羽田
が就航していますが、LCCの就航は初と言うコトになります。
年末年始に中部発着4路線も開設!
今回の特徴は、まずは女満別も大分線は共に、関空線が未就航の路線と言うところでしょうか。
ピーチの成田線で関空線が未就航な路線は、今までなかったので、驚きではありますが、今回の就航で、本境地である関空発着路線と、成田発着路線の国内線就航都市数が並ぶコトになり、ピーチの成田シフトが鮮明になったのかなぁ…と言う感じですかね。
まぁ、成田シフトと言うより、元々、バニラエアと合併した時からの方針ではありますが。
成田から北海道へは新千歳・釧路に続く3都市目。
成田から九州へは5都市目となり、これで未就航なのは、佐賀・熊本の2つと言うコトになります。
それにしても、コロナ禍で航空需要が減退している中での就航。
と言うか、ピーチはやたらと積極的に動いている感じですね。
まだ未就航ですが、今後、開設が発表されている路線としても、
・中部~新千歳(2020/12/24就航予定)
・中部~仙台(2020/12/24就航予定)
・中部~那覇(2021/01/22就航予定)
・中部~石垣(2021/01/22就航予定)
と中部発着の4路線が控えていますし。
関空線を中心に国内6路線を事実上撤退したジェットスター・ジャパンとは対照的な動きですね。
エアアジア・ジャパンが撤退した中部発着の国内線なんて、元々、ピーチは拠点に就航すらしていなかったのだから、ジェットスター・ジャパンが狙っても良かったのに…と思う訳ですが、この辺りはANA直系だからこその素早い展開と言うべきなのか、それとも体力の差なのか…
コロナ禍でまた第3波が来ている最中。
旅行需要が減退しているのは、否めないですが、LCCの価格訴求力と言うのは、やっぱり魅力的な部分でもあるので、少しずつ落ち着いて来た際に、アピールできればイイですね。
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