タイ、ノービザ入国が再開へ!
タイでは、新型コロナウイルス感染拡大によって入国規制が行われてきましたが、56ヶ国からの渡航について、規制を緩和するコトが明らかになりました。
今回の規制緩和で、日本を含むアメリカ・オーストラリアなどの国々からの観光客は、ビザなしでの渡航が可能になります。
但し、出発72時間前までの検査による陰性証明書の取得ならびに隔離先ホテルの確保が義務付けられ、入国後2週間のホテルでの隔離は継続です。
また隔離期間中の検査は、2回から3回に増やされるコトに。
今回のビザなし渡航が可能になったコトで、通常は、30日間の滞在が可能になる訳ですが、隔離分の日数をプラスして、45日間の滞在が限定で可能になるとのコト。
なおコロナウイルス感染拡大を受けて、延長が可能で最大で270日間の滞在が可能になる特別観光ビザ(STV)制度が2020年10月2日~2021年9月30日まで実施されていますが、開始当初は、感染リスクが低い国や地域からの入国に限定していましたが、2020年12月8日からは全ての国や地域からの入国に対して認めるコトが承認されています。
これによりSTVでのタイ入国も可能になっています。
隔離継続なので、実質的には困難?
まずは1つ前進と言う感じでしょうか。
ただ隔離がやっぱりネックになるのは、間違いなさそうですね。
隔離先がかなり選べればいいのですが、やっぱりそれなりにお値段が掛かるので、ボクみたいな旅のスタイルからすれば、まだまだ手が出ないと言うのが現状です。
ZIPAIR Tokyoならばそこそこ安い値段の航空券が出ていますが、それ以外の航空会社だと便を絞っているコトもあって、運賃が高止まりしていますし(現時点でバンコク発のみの旅客便になっているZIPAIRも、1月から成田発の旅客運航がスタートしますよ~)。
一応、隔離期間をさらに短くすると言う話や、ワクチンを接種していれば隔離なしと言った話も出ては来ている様ですが、これらは全て未確定な話なので、当面は、14日間の隔離が継続されると言う感じでしょうね。
タイも観光産業がボロボロ?
ちょうど今年の春先にバンコクにいた時は、“武漢の次に感染が拡大するのは、バンコク?”と言う話が飛び交っていましたが、タイは現時点では、比較的、感染拡大の防止に成功した国の1つなのは、間違いないので、今から感染が拡大しないように…と願うばかり。
多くの観光客が訪れる国の1つでもあるから、外国人観光客の受け入れに慎重になり過ぎてもイイかとは思う。
ただ観光産業が持たないんでしょうね、もう。
STVの対象が感染低リスク国家・地域から全ての国・地域に拡大したのも、STVを利用する外国人観光客の数が、想定を下回っている結果ですしょうし。
日本は人口が1億人を超えているので、まだ内需が期待できますが(それがGo To トラベルだった訳ですが…)、経済力は格段に上がって来ているタイですが、人口規模と地方を含めた経済力を考えると、そもそも観光産業が大きいコトもあって、全然、賄いきれないんでしょうね。
まだ行きやすくなっただけで、実際に行ける環境じゃないかも知れない。
日本に帰って来てからの隔離もありますしね。
でも、1歩、前進。
それは間違いなくて、少しずつでいいから、世界が平穏を取り戻していけば良いのですが…
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