タイ、最大270日間滞在可能な長期ビザ発給を閣議決定!

2回延長可能で最大270日間、滞在可能!

タイ政府が先日開かれた閣議で、最大270日間の滞在ができる「特別観光ビザ」(Special Tourist Visa:通称STV)について、原則的に承認する決定をしました。

今後は、観光スポーツ省が在留許可を所管している内務省などの関係省庁と調整を行った後、2020年10月以降の運用を目指すとしています。

具体的な内容としては、以下の全ての要件を満たす外国人に対して、VISAの申請を認めるとしています。

・タイに長期間滞在する意思がある
・タイで実施している新型コロナウイルス感染防止策を遵守する
・タイ検疫施設(ASQ)または代替権益病院(AHQ)での2週間の隔離に応じる
・隔離終了後、タイでの長期間の滞在理由と、支払い能力を示す書類(ホテルの支払い証明/保有コンドミニアムの名義証書)や、長期滞在計画を提出できる

現時点で想定しているSTVの有効期間は、90日間。
但し、2回まで延長が可能で、合計すると最大270日間の滞在が可能となります。
発給手数料は、2,000バーツ(約6,800円)。
入国期間は、2020年10月から2021年9月頃までの予定。

まだまだ正式な発表前ですが、ひとまずこんな感じの内容になっています。

ノマド生活ができる人には良いのかも?

元々、タイではプーケットなどで、隔離期間2週間+1週間の合計3週間を過ごしてから、タイ国内旅行を巡ると言う外国人観光客の受け入れ案を検討している最中(詳しくはコチラ参照)。

この動きに合わせたVISAと言えるのでしょうかね。

VISAを利用するためには、タイ入国時の14日間の隔離施設の支払い済み予約票もしくは医療機関での支払い済み滞在予約票なども必要のようですが、2,000バーツと言う金額設定も良心的ですし、何よりも合法に合計270日間もタイに滞在できるなんて~って、つい思ってしまいましたが…

まぁ、一般的に企業に勤めている場合は、なかなか厳しいモノがありますよね。

例え、リモートでの出勤体制になっている企業だとしても、今の感染状況ならば、いつ出社指示が出てもおかしくはない訳ですし。

ただノマドライフをエンジョイしている人や、あくまでも全てPC上で完結できるフリーランスの方ならば、このSTVを利用して、タイ国内で仕事!と言うのも、アリのように思えてくる。

タイは街によっては非常にノマドライフがしやすい国でもありますし。

リスクは消えないけれど

ただそもそもプーケットの解禁を10月で予定していたのですが、バンコクで新規の感染者が発見されたために、現状、開始のアナウンスが流れていない状態ですし、日本帰国時の隔離と言う問題もあります。

さらに航空便も減っていて、何かしらの感染増加などが再びあると、ロックダウンの恐れも、もちろんあります(それはタイに限った話ではないけれど)。

つまりは感染リスク以外のリスクもあると言うのが、皆無な訳じゃない。

今のタイミングで、タイに限らず、海外に飛ぶと言うリスク。

それをどう捉えるかと言う話なのだと。

ただやっぱり観光立国でもあるタイ。
日本からも行きやすく、それでいて楽しい国の1つ。

なので、こうして1歩、前に進むと言うのは、嬉しいニュースですけれどもね。

ってか、その前に色々とデモ活動が行われているみたいだけれど、それも含めて、どうなっているんでしょうね、最近のタイ情勢。

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください