タイ・外国人観光客受入のカギは、プーケット?

プーケット解禁を10月から?

日本人にも人気の高い「タイ」。

8月21日に、2020年10月1日からプーケットで観光客の受け入れを再開するコトで、基本合意したコトを発表しました。

元々、タイは、トラベルバブル型式による外国人観光客の受け入れを予定していましたが、想定していた国々で、コロナウイルスの感染が再拡大したコトで中断。

これによって、再びタイへの道が塞がるかな…と思っていたのですが、また違う展開が生まれて来そうな雰囲気です。

まず詳細がキチンとした形で発表になっている訳ではありませんが、既に首相は10月からのプーケットでの外国人旅行者の受け入れについては、原則的に合意しています。

なので、このまま正式にスタートする可能性が高いと言う話でもあります。

要はリゾート地で隔離すると言う内容

具体的にどんな形になるのか。

「プーケットモデル」と言われていますが(計画名はセーフ アンド シールド)、現在、タイでは2週間の隔離措置が義務付けられている訳ですが、これをプーケットのリゾート地で行なうと言うシロモノと言えば良いのかも。

ただ“隔離”とは言っても、半径1kmのみは、行動していいと言うシロモノ。

半径1km。
なんだかスグと言う感じですが、直径にしてしまえば2kmです。
日本の都市部の私鉄ならば、隣の駅まで2kmと言う場合も多いと思うので、そう考えると、“案外、動けるのかも”と言う気がして来ますね。

ただプーケットのホテルに隔離になり、半径1km以内ならば、どこでも出掛けられるのかと言うと、またちょっと異なっていて、半径1kmの距離内に色々と充実している様なホテルが指定される訳ではなく、あくまでも指定されるホテルは、プライベートビーチなどがあるようなリゾートホテルのあるエリアがゾーンとして指定されそうな感じ。

つまりは結局、ホテルかビーチに引きこもると言うコトになり、タイのアジアらしい猥雑さを体験するコトは不可能。

ま、そりゃそうですよね。

1km以内ならどこでも出歩けるようになり、町の中心部や歓楽街に出られたら、隔離の意味がありませんから。

そう言う意味では、2週間と言うモデルが先行するので、まずそんなに長く休みの取りにくい日本の社会人は、利用するのが難しそうな感じですね。

隔離+7日間後にはタイ各地へも可能に

時間に余裕がある場合、プーケットでの隔離が終わった後、他のエリアに行けるのかと言われると、行ける見込みです。

ただ隔離終了してPCR検査が陰性であり、さらに7日間のプーケット滞在を経て、再度のPCR検査を受け、行けるようになる見込み。

なので、現状のプランだと、タイ各地に行こうとすると、合計3週間もプーケットに滞在する必要があるので、これもよほど優雅な人じゃないと…って感じでしょうか。

さらに日本に帰って来た際も、2週間の自己待機が必要ですから、他のエリアに行かなくても、最低でも1ヶ月の日程が必要になります。

そう考えると、全然、現実的な感じではなく、ホントにごく一部の人だけが…と言う気はします。

使い勝手は不便で万人向けじゃないが…

なお、渡航前に滞在国でPCR検査を受けて、陰性である証明を持参する必要があります。

またプーケットでタイに入国した際も、PCR検査は必要。
2週間滞在後も、PCR検査を受ける必要がある予定。

これらの検査費用は、もちろん、自己負担。

更にプーケットまではチャーター便のみが利用可能な形になりそうですし、そもそもかなり対象国が限定されそうな感じで、感染者数の増加がまだまだ見受けられる日本が、対象になるとも限らない情勢。

使い勝手は、確かに宜しくはない。

ただ現状、外国人観光客がぱったりと途絶えている中、次に進む1歩になるコトだけは確かなので、利用する/しないなどに関わらず、詳細を見ておきたいと言う気はするので、公式的な発表を待ちたいところ。

それにしても…

やっぱりまた気軽にタイに行きたくなってくるなぁ…

一時は毎年1回は行っていたのですが、それが途絶え、やや落ち着いていたのですが、近年、また1年に1回はタイを訪れているので、“行くのがフツー”になっていただけに…ね。

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