スターラックス航空、福岡線就航!
台湾の「スターラックス航空」が、2022年2月17日、台北(桃園)~福岡線を新規で開設しました。
当面は、週1往復のみで運航し、コロナ禍が終息に向かい、需要が回復した後は、1日1往復のデイリー運航への増便も計画すると言う路線。
運航スケジュールは以下の通り。
使用機材は、ビジネスクラス8席・エコノミークラス180席の2クラス188席を擁するエアバスA321neoとなっています。
運航スケジュール的には、台北がベースになりますが、福岡発でも台北には夕食前には辿り着けますし、帰路もそこまでめちゃ早い時間じゃないと言う感じですね。
コロナ禍以後、福岡空港発着の新規国際線の就航は、「スターラックス航空」が初。
2020年1月に台北~マカオ・ダナン・ペナン線を一挙に開設して営業を開始した「スターラックス航空」。
2020年12月には、台北~成田・関空線にも新規で就航しています。
なので、日本国内への路線としては、今回の福岡線が3路線目。
今後、日本路線がさらに広がるかどうかは、具体的には明らかにしていませんが、まずは主要都市に就航したいと言うコトはアナウンスされているので、コロナ禍が落ち着いた段階で、既存路線の増便と共に更なる日台路線の開設と言うのもあり得そうですね。
まぁ、最右翼は那覇。
その次に札幌だとは思いますが。
初便は往復で10名以下だとか…
コロナ禍で制限が多く残る中で迎えた福岡線の初便。
台北発は3人。福岡発は6人の乗客であったコトが明らかになっています。
往復足しても10人に満たない…と言う状況ですが、当面は貨物需要を柱にしていく形で、初便についても貨物は満載であったとのコト。
まぁ、これは仕方ない話ですかね。
そもそも日本の水際対策での制限は、かなり大きいですからね。
コロナ禍で大きく当初の計画とは異なる環境になっているとは思いますが、2020年1月の運航開始以後、既にバンコク・クアラルンプール・ホーチミン・マニラ線などを開設済み。
さらにA350-900型機の発注も行なっており、これが受領されると、北米への路線を展開して行く計画だとも言われています。
かなり矢継ぎ早の展開。
台湾には既に「チャイナエアライン」と「エバー航空」の2つの大きな航空会社が存在しますが、確実にその次に続こうとしている会社ですね。
ワンワールド加盟は、いつぐらいに実現するのか?
個人的に期待したいのは、ある程度、路線網が構築されたら、アライアンスへの加盟を示唆しているところ。
既に台湾で先行している「チャイナエアライン」はスカイチーム、「エバー航空」はスターアライアンスに加盟している航空会社なので、必然的に「スターラックス航空」がアライアンスに加盟するとなると、「ワンワールド」と言うコトになるかと思いますが、JAL・キャセイ・マレーシア航空だけ…と、やや北東~東南アジアでは存在感が弱いアライアンスでもあるので、期待して行きたい感じですかね。
しかも、日本からも行きやすい台湾の航空会社だと、色々と使い勝手も高くなりそうですし。
たださすがに当初の計画よりもコロナ禍と言うコトもあって、路線展開の速度は緩みそうな気はするから、一体、いつになるのやら…
そして、どのぐらいの路線網になれば、ワンワールドの基準を満たすのでしょうね。
今、ワンワールド加盟航空会社で、一番、路線網が小さい航空会社って、どこなんだろう?
就航国数で言えば、アラスカ航空なんでしょうけどね。
国内線を除いた国際線だけの就航都市数で言うと、どの航空会社なのでしょうね。
ってか、正式加盟前に「ワンワールド・コネクト」でさっさと囲ってしまうと言うのは、アリだとは思うけれどなぁ…
コメントを残す