イタリア・ITAエアウェイズがスカイチーム正式加盟!

[temp id=2]

ITAエアウェイズがスカイチーム正式加盟!

イタリアの「ITAエアウェイズ」が、2021年10月29日にスカイチームの正式加盟会社として迎え入れられたコトが発表になりました。

「ITAエアウェイズ」は、アリタリア-イタリア航空に代わって2021年10月15日から運航を開始したばかりの航空会社。

短期間のうちに、スカイチームに復帰と言う結果になり、スカイチームとしてはイタリア発着のネットワークの維持が可能になり、イタリア全土へのシームレスな乗継・サービスを受けられるコトになります。

元々、この「ITAエアウェイズ」のスカイチーム加盟と言うのは、既定路線ではあった話。

短期間のうちに、スカイチームに復帰と言う結果になり、スカイチームとしてはイタリア発着のネットワークの維持が可能になり、イタリア全土へのシームレスな乗継・サービスを受けられるコトになります。

元々、この「ITAエアウェイズ」のスカイチーム加盟と言うのは、既定路線ではあった話。

アリタリア-イタリア航空が運航を終了する際に、スカイチームを脱退してはいましたが、アリタリアのマイレージプログラムである「ミッレミリア」は、パートナーシップを継続するコトで合意しており、約600万人の会員は、スカイチーム加盟航空会社でのマイル獲得・交換ができるようになっていたので、あくまでもタイミング次第と言う感じではあったので。

アリタリア-イタリア航空から、「ITAエアウェイズ」。

これでひとまず以前と変わらぬスタイルに戻ったと言う感じではありますね。

ITAエアウェイズになり、何が変わった?

寧ろ、ここまで短期間で戻れるのならば、運航開始初日から…と言う感じがしなくもないけれど、わざわざパートナーシップ継続合意までして、空白の期間ができてしまったのは、どうしてなのやら。

まぁ、その辺りを含めて、「アリタリア-イタリア航空」だったと捉えるべきなのだろうか(笑)。
経営再建については、かなり迷走していましたからね。

同じスカイチームに加盟しているエールフランス-KLM傘下から外れ、中東のエティハド航空による出資がなされましたが、結局、2017年には事実上の倒産。

政府管理下で再建に向けてスポンサー募集が行われたが、難航。
その後、イタリア国鉄・デルタ航空による再建が内定したが、白紙へ。

迷走している間にコロナ禍を迎えるコトになり、さらに経営が厳しくなったモノの、結果的には、完全国有の新会社への移行が決定…と、もう二転三転した形。

だけれども遠く日本にいると、結局、何が変わったのだろう…と言う感じしかしない。

路線網的には長距離路線も維持する計画で、日本路線も復活予定。

イタリア国内の一部の空港で発着枠を手放すコトで、国内21地点を含む45地点にまで就航都市数は縮小させるが(合計61路線)、2025年までには74地点・89路線に再拡大させる計画でもあるし。

ホント、何が変わったのだろう…と。
確かにやや縮小した感じはあるけれど。

再国有化。

果たしてここまで変わった感が無くて、吉と出るのかな?とすら思ってしまうけれど、債権をかなり切り離せているのだろうか?

ウィズコロナ時代のアライアンスは?

一応、スカイチームとしては、2014年のガルーダ・インドネシア航空以来になる正式加盟航空会社。

KLMオランダ・エールフランス・チェコ航空・タロム航空・エアヨーロッパと共にヨーロッパでの勢力も維持するコトに。

ただ実質的には2014年から新規の加盟航空会社がナイ状態。

かなり長い期間になっていますね。
スカイチームは3大アライアンスの中では唯一、日本国内の加盟航空会社のないアライアンスなので、どうしても日本にいると影が薄くなっている感じはあるけれど。

完全に新規の加盟航空会社が止まっていると言うのは、もうそう言う方針なのでしょうかね。

確かに世界の潮流的には、アライアンスから2会社間の提携に移りつつありましたが、コロナ禍を経て、どう変わって行くんだろうな…とも。

まぁ、何はともあれ、「ITAエアウェイズ」としてはスタート地点に立てたと言う感じですね。

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください