中・長距離レジャー路線向けに、ユーロウイングス・ディスカバリーが始動!

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まだまだ先の見えない状態のままで7月が終わり、今年も8月に。
果たして、いつになったら海外旅行へ…と言う空気感になるのか。
ただある程度の危険性が低くならない限りは、次の一歩も難しいのは実情なんですよね…

中・長距離レジャー路線向けユーロウイングス・ディスカバリー!

ルフトハンザ・グループが、また新しい航空会社の運航を、2021年7月24日から開始しました。

新会社は、「ユーロウイングス・ディスカバー」。

初便は、フランクフルト→モンバサ経由→ザンジバル行き。
この路線からしても分かるように、中・長距離にも対応した航空会社。

独自のIATAコードも取得しており、「4Y」で運航です。

機材は、フラットになる22席のビジネスクラス・31席のプレミアムエコノミーにエコノミークラスの3クラス合計270席仕様のエアバスA330-200型機。

但し、これらの使用は段階的に変更される見込み。

「ユーロウイングス」の名前が付いているので、LCCかと思いきや、3クラス制。

ビジネスクラスは飲み物が無料。
プレミアムエコノミーも、ビールとワインが無料。
機内エンターテイメントシステムも全クラスで無料提供し、映画は50本以上を用意しているとのコト。

LCCほど激安ではないにせよ、可能な限りコストを落としつつ、サービスも維持すると言う感じで、LCCとフルサービス型キャリアの中間型と言う感じでしょうか。

当面は、グループからの移管路線がメイン。

今回、就航したモンバサ・ザンジバル線に加え、プンタカナ、ウィントフックをこの8月に、9月にはラスベガス線を開設、さらに10月にモーリシャス、11月にブリッジタウン、カンクン、バラデロ、モンテゴベイ線を開設予定で、一気に路線網を広げる形。

メインとなるのは、長距離のレジャー路線なので、コンドル航空辺りとバッティングするような感じですかね。

中・長距離のレジャー路線強化は潮流?

日本でもJALが「ZIPAIR Tokyo」を立ち上げ、中・長距離路線への展開を急いでいて、先日もシンガポール就航を発表した所。
ANAもエアージャパンを活用した第3ブランドの設立を発表している所で、こちらも中距離路線がメインになりそう。

世界的に、また中・長距離路線のビジネス路線じゃない部分を強化して行こうと言う流れが出ていると言う感じなのでしょうかね。

コロナ禍で、レジャー輸送はほぼ消滅しているのが現状ですが、その後を見据えて…と言う感じなのでしょうが、元々は「オーシャン」と言うブランド名になる予定だったのを見ると、多少、レジャー路線から、レジャー寄りのタウン路線まで幅広く…と言う感じになるのかな?と言うイメージ。

正直、いくら回復が進むヨーロッパと言えども、当面は厳しい情勢が続きそうだろうな…とも思いますが、どれだけ持ち直すのか…と言う試金石としては、面白い存在になるのかも…と言う感じ。

LEVELはどうなる?

そう言えば、ルフトハンザのこうした動きを踏まえて、どこが対抗馬になるのか。

先行するのは、BA-IB傘下の「LEVEL」なんだろうけれど、バルセロナ発だと、ボストン・ニューヨーク・サンフランシスコ・カンクン・サンティアゴ・ブエノスアイレス…と、レジャー路線と言う訳じゃないんだよな、「LEVEL」の場合(寧ろ、バルセロナが世界から見れば、レジャー都市ではありますが)。

逆に言えば、もう少し路線展開が早くなるかと思っていた航空会社ですが、さほど広がらずなまま、コロナに突入していますしね。

やっぱ収益的には厳しいのかな?

そして、1,2カ国でレジャー路線への人気が出てくると、一気に世界に飛び火する…なんてコトもあるのかな?

ちょっと読めない展開ですが、今後の動向は注視しておきたい感じですかね。

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