日本語対応でアプリでスマホから簡単申請可能に!
アメリカ税関・国境警備局(CBP)が、「ESTA」アプリの提供を、40カ国24言語で開始したコトを発表しました。
「ESTA」は米国のビザ免除プログラムによる入国資格を有する可能性のある旅行者が、事前に申請を行うモノで、今回のアプリの提供でスマートフォンやタブレットからでも簡単に「ESTA」の申請が可能になると言う話でiOS/Android両方でアプリが提供されました。
これまでは、公式WEBサイトからのみ申請を受け付けていましたが、スマートフォンやタブレット端末からの利用も増えているコトから、今回のアプリ提供に踏み切ったと言う感じ。
具体的な利用方法は、基本的にはWEB版と同じですが、
- パスポートの顔写真のあるページを撮影
- 自分の顔を撮影
- 個人情報・旅行情報を登録
- 資格についての質問に返答する
- 確認・申請
- 支払い(21US$)
アプリからでも支払い金額は同額。
アプリの提供はスタートしましたが、今後も既存のWEB版からの申請も継続して行われるとのコト。
そんなに機会がナイのに、アプリが必要か?
「ESTA」は申請して許可されると、通常なら1度の認証で2年間有効。
この2年間ならば、米国への複数回の渡航が可能(但し、有効期限内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日を以て無効になる)。
こうした有効期限もアプリがあれば、見やすくなる感じはあります。
が…
逆に言えば、2年間に1度レベルでしか触れる機会がナイようなアプリが、果たして必要だろうか?と言う気にもなる。
米国に半年に1回ぐらい、行くような方。
もしくは、スマートフォン内の容量に余裕がある方。
こうした方には良いのかも知れないけれど、フツーの人で、米国への業務渡航の可能性もそこまで高くないならば、別にアプリを利用する必要性は高くないよなぁ…と。
まぁ、間口が広くなり、選択肢が増えると言うのは、素直に有り難いですけれどもね。
事前電子申請は、やっぱり面倒…
因みに…ですが、こうした「ESTA」型の事前に申請が必要な国が、少しずつですが増えてきている感じはあります。
ノービザと言いつつ、事前に有料で審査が必要と言う感じの国々。
申請したら無条件で許可が出る訳じゃないので、それってノービザって言うの?と言う気はしますが、ESTAだけでなく、こうした事前に電子申請が必要な国が一元管理できるアプリであれば、まだ利用頻度は高くなるでしょうから、有り難い気はしますけれどもね。
まぁ、各国で入国要件は異なりますし、そもそも入国審査は国防の根幹でもあるから、それを一元管理すると言うのは、無理な話だとは思うけれど。
「ESTA」も2年間じゃなくて、取得後、現行パスポート期限まで有効とかだったら、嬉しいのですけれどもね。
ってか、事前申請が必要なのは、やっぱり面倒。
ビザが必要な国と言うのであれば、全然、諦めも付くんですけれどね。
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