航空需要が低迷している状態で、先が見えない中で、何気に航空各社が注目しているのは、マイルなんだと。
マイルで利益を出している状態の会社もありますからね。
日系はどうなんでしょうね?
利益を出せるだけの顧客層とコアは持っているように思うんだけれど…
JAL NEOBANK、住宅ローン取り扱い開始!
JALグループのJALペイメント・ポートと住信SBIネット銀行が手掛けるJALマイレージバンク会員専用のネット銀行口座「JAL NEOBANK」で、新たに住宅ローンの取り扱いを開始したコトを、2021年7月9日に発表しました。
今回、導入された「JAL住宅ローン」は、新規の借り入れ・借り換えでも変動金利で借りた後の一部繰り上げ返済が何度でも手数料ゼロで利用できるほか、最長35年間、金利が変わらない全期間固定金利住宅ローンのフラット35も取り扱っている。
新規借り入れ(変動金利)の場合、年0.44%。
フラット35(保証型)の場合だと、年1.25%。
*金利など、詳細は必ず公式Webサイトをご確認ください。
さらに癌など8大疾病を含む全ての病気・ケガなどで働けなくなった場合の、月々の返済額を最長12ヶ月まで保証する制度も(但し、精神障害などを除き、保険会社の判断にもよる)。
大量マイルゲットのチャンスは、お得か?
「JAL NEOBANK」で住宅ローンを組む最大のメリットは、やはりマイル。
常設の特典として、マイルの付与がある他、2021年10月31日までに「JAL住宅ローン」の契約手続きを完了し、11月30日までに実行した場合、先着600名までにFLY ONステイタスを金額によって付与すると言う期間限定キャンペーンも発表になりました。
詳細的には、こんな感じ。
ローン金額 | 付与マイル数 | FLY ONステイタス付与 |
1,000万~1,999万円 | 10,000マイル | なし |
2,000万~2,999万円 | 30,000マイル | クリスタル |
3,000万~4,999万円 | 50,000マイル | サファイア |
5,000万円以上 | 80,000マイル | サファイア |
FLY ONのステイタスは2023年3月末まで有効。
マイルについては、借り入れの翌月末までに積算になっています。
これ、返せなくなった場合、マイルはなくなっちゃうんだろうか?なんて、ちょっとつまらないコトを思いましたが(借り入れで付与なので)、そもそもこのマイル数に惹かれるか?と言う所。
マイホーム派からすれば、人生の中でも高額の消費になる住宅の購入。
それで得られるマイル数が、最大で80,000マイル。
仮に30年でローンを組んだとすると、1年あたり2,667マイル。
少なっ…。
もちろん、マイルを貯めている人からすれば、高額消費であるマイホームで、マイルが貯められる機会が出来たのは、喜ばしいコト。
確かに一気にマイルを積算するチャンスではありますが、ローンの時間軸で割ってしまうと、ココロを動かされるほどのマイル数でもないかな…と言うのが、正直な感想ではあります。
JAL経済圏を作れるのか?
「JAL NEOBANK」。
誕生した際に口座は作ってみたけれど、そもそも使っていない状態になっています。
住信SBIネット銀行は、好きな銀行の1つなんですけれどもね。
その理由としては、そもそも「JAL Global WALLET」との関係が面倒と言う点。
どうせならば、「JAL NEOBANK」にプリペイド機能を付与すれば便利なのに…と。
あと、JALカードとの連動性が皆無と言うのも、残念なところですね。
JALカードとJAL NEOBANKも運営している会社も提携先も異なるので、仕方がないのかも知れないけれど、楽天が「楽天経済圏」を作ったように、JALも「JAL NEOBANK」とJALカードとをしっかりと連動させて、そこにJMBショッピングモールを組み込めば、もっとJAL経済圏ができるのに、なんかもったいない感じがするんですよね。
逆に言えば、それができなければ、そこまで使いたい!と言う感じもないかなぁ…と言うのが、正直なところですかね。
使わない理由もそこまでナイけれど、使う理由もない…みたいな。
コメントを残す