台湾・ファーイースタン航空、全便運航停止!

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ファーイースタン航空、全便運航停止!

台湾の航空会社である「ファーイースタン航空」(遠東航空)が、2019年12月13日より運航を停止するコトを発表しました。

運航停止の理由は、長期にわたる経常損失と資金調達の悪化による財政難とのコト。

「ファーイースタン航空」の財政難からの運航停止は、実はこれが初めての話ではなくて、2008年の全便運航停止に続いて、2回目の話。

2008年の運航停止の際は、2011年に2年11カ月ぶりの運航再開に漕ぎつけたが、今回は、運航停止と共に、倒産に関わる作業に携わる社員を除いて、1,000人規模の全社員の解雇も発表になっているので、このまま運航再開を目指すのではない模様。

「ファーイースタン航空」の日本路線は、2016年に台北(桃園)~台北間の定期チャーター便で運航をスタートさせ、2017年11月に定期便化。

さらに秋田・福島線を定期チャーター便で運航していました。

台北~新潟線は、2018年度は搭乗率が80.4%と好調でしたが、2019年度の累計は、11月までで58.1%と急落しており、テコ入れが急務の状態でした。

「ファーイースタン航空」最大のメイン路線になっていた中国本土路線については、運航再開後は積極的に展開し、台湾当局も発着枠を融通する姿勢を見せるなどの形で支援を行っていましたが、そもそも台湾には、他にチャイナエアライン(中華航空)とエバー航空の2大航空会社が存在していますし、台湾新幹線が開業した後は、ドル箱路線だった台北~高雄線を失うコトになり、それ以外の国内線がからっきしと言う状態であって、さすがに3社目となるフルサービス型の航空会社としては、厳しかったのかな…と言うのが、正直な所。

LCCほどの思い切った価格勝負も出来ないのに、ネットワークやサービスでは先行する2大航空会社とは勝負にならず、アライアンスにも未加盟で、提携関係も強くなく、知名度も高くない…と言う状態では、さすがに打つ手が限られてしまったと言う感じですかね。

思い切った経営がなかったのも、致命的だったか?

正直、生き残るのであれば、再稼働した際に、思い切ってLCCに転換すると言うような経営判断があっても良かったとは思えますけれどね。

1度目の運航停止からの再開を経て、今回の運航停止。
だけれども、何かを変えた訳でもなかったので、同じ轍を踏んだと言う気がしなくもありません。

特に、運航を再開した際には、アジアでもLCC熱が上がって来ていた矢先。
それでいて台湾の自国資本のLCCは、弱含みでしたから(今でもチャイナエアライン系列の「タイガーエア台湾」1社しか、台湾資本のLCCは存在していませんが)、もしLCC転換などが行われていれば、面白い存在になったのかも…なんて、今更ながらに思ったりもします。

機材も最近はATR72を導入するなどしていましたが、未だにMD82と言うやや古い機材を使っている状態で、その古い機材の更新もままならない状態でしたから、今回の運航停止は仕方がないのかな…と(因みに、現時点でMD-80シリーズを運用している航空会社は、世界的に見ても、ホントにごく僅かの航空会社になってしまっている状態だったりします)。

寧ろ、一度運航停止まで陥ったのに、よくここまで持ちこたえたな…と言う感じも。



2020年は星宇航空が初便就航予定!

余談ではありますが、台湾の航空会社としては、2016年のトランスアジア航空以来の運航停止になります。

これで台湾の航空業界は、

・チャイナエアライン(+マンダリン航空・タイガーエア台湾)
・エバー航空(+ユニー航空)
・徳安航空(離島を結ぶコミューターエアライン)

の2グループ+1社に絞られる形になりますが、エバーグリーングループの後継者争いに敗れ、エバー航空を追われた張氏によって設立された星宇航空(Starlux Airlines)が、2020年1月に初便の就航を控えています。

こちらは2024年末までに27機の体制を整え、アジアや北米の20都市に就航すると言うかなり野心的な事業計画を掲げていて、台湾版のエミレーツ航空を目指している航空会社。

目指す航空像が「ファーイースタン航空」とは、全く異なるので、そこまで今回の運航停止には影響を与えるモノではないのかとは思いますけれどもね。

それにしても…

最近、中小の航空会社の破綻が多いなぁ…
ここまで増えて来ると、寡占化も問題になるけれど、それよりも破綻が気になって、中小エアラインの航空券は避けたいと言う気持ちも出て来るような…



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現地のオプショナルツアーを色々と探せるのですが、安く、それでいて日本語で情報を探せるので、便利です。

 

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昔から旅好き。 しかも、まったりとした旅が好き。 日本だろうが、欧州だろうが、アジアだろうが、アフリカだろうが、南米だろうが、世界でまったり。