マリオット・ボンヴォイにピーク・オフピーク制度導入!
世界的なホテルチェーンのマリオットが運営しているポイントプログラムである「Marriott Bonvoy」。
SPGとマリオットが統合して新しくリニューアルされたプログラムですが、2019年9月14日より新たに「ピーク・オフピーク制度」が導入されるコトになりました。
これは、マリオットグループのホテルに「Marriott Bonvoy」のポイントを使って宿泊する際に、“シーズンによって必要ポイント数が変動する”と言う制度になります。
YouTubeにオフィシャルの動画も上がっていたので、載せておきますが、この動画があれば、もうこの記事、いらないんじゃない…と思ったり(笑)。
どれだけ必要ポイント数が変動するのか
まず気になるのは、現状の必要ポイント数と比べるとどれだけ必要ポイント数が減る or 増えるのかと言う点ですが、以下の通りになっています。
カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
マリオットグループでは、ホテルに対して1~8のランクカテゴリーが設けられているのですが、それぞれポイントで宿泊する際には、ポイント数がそもそも異なります。
カテゴリー1のホテルにスタンダード期間に泊まるのには、7,500ポイントでOKなのですが、最高級のカテゴリー8にもなると、スタンダード期間ですら85,000ポイントが必要になる訳ですが、さらに今回、オフピークとピークシーズンが設けられたと言うコトですが、ピークシーズンのカテゴリー8のホテルだと100,000ポイントも必要になると言うコトになります。
なかなかの跳ねっぷりですよね。
とりあえず9月14日までに予約を!
ただここで問題になるのは、現段階では、“いつがオフピークで、いつがピークシーズンなのかが公表されていない”と言うコト。
日本人は特に休みが重なる傾向にあるので、盆休み・正月休みなどは、国内のマリオットグループのホテルだと、ピークシーズンに設定されていそうですが、海外に行くと、別に盆休みはピークシーズンと言う訳じゃないでしょうから、そのホテルの立地次第と言う所が大きいかと。
ビーチリゾートとかだとよりオフピークとピークシーズンの境目がはっきりしてそうですが、年中観光客を集める京都とかだと冬以外はピークシーズンになっていてもおかしくはなさそうですからね。

2019年9月14日の運用開始までに予約した分については、“スタンダード”期間の必要ポイント数が保証されるコトが発表されています。
なので、繁忙期と予想されるシーズンであるならば、それまでに予約をしておく方がベターと言えますね。
予約自体は、350日前からスタート出来ますし、ポイントでの宿泊が可能な部屋数と言うのも上限があるので、何にせよ、早めに予約をしておくのがベターな訳ですが、今回は特にピークシーズンに指定されてしまうのを避ける為にも、予約を入れて置いた方が良いのかも。
マリオットでのポイント宿泊の場合は、2日前までキャンセルが無料で可能なので、予約した日がオフピークシーズンで指定された場合は、1度、キャンセルしてスグに再予約すればイイ話しですしね。
キャッシュ+ポイントもピーク/オフピーク導入!
現時点で、マリオットのポイントが足りない!と言う人でも、「Marriott Bonvoy」では、現金とポイントを併用した「キャッシュ+ポイント」と言う制度もあります。
こちらも2019年9月14日以降は、「ピーク」と「オフピーク」シーズンが導入されるコトも発表になっていますが、必要ポイント数と金額は以下の通り。
カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
1 | 1,500+55ドル | 3,500+55ドル | 4,500+55ドル |
2 | 4,000+65ドル | 6,000+65ドル | 7,000+65ドル |
3 | 6,000+80ドル | 8,500+80ドル | 9,500+80ドル |
4 | 8,000+105ドル | 12,000+105ドル | 15,000+105ドル |
5 | 13,500+140ドル | 17,000+140ドル | 21,000+140ドル |
6 | 19,000+190ドル | 25,000+190ドル | 30,000+190ドル |
7 | 25,000+250ドル | 30,000+250ドル | 40,000+250ドル |
8 | 27,500+440ドル | 42,500+440ドル | 57,500+440ドル |
“キャッシュ”の部分は、カテゴリー共通になっているので、ピークでもオフピークでも共通と言う形になっているので、オフピークの場合は、ちょっとお得感が減りますね。
ひとまずオフピークシーズンを狙える人であれば、かなり朗報と言えるのかも知れませんね、今回の改定は。
コメントを残す