イベリア航空、成田線を来年にデイリー運航化へ!

イベリア航空、成田線をデイリー運航化!

スペイン航空業界最大手のイベリア航空が、2020年6月17日より、成田~マドリード線を毎日運航に増便するコトを明らかにしました。

2016年10月に週3往復で新設された成田線

イベリア航空、成田線復活へ! | now here,no where

羽田空港が国際化して、成田に空き枠が出来たコトからか、成田にも新規の就航がぽつぽつと出ていますが、 エチオピア航空のアディスアベバ便や、 LOTポーランド航空のワルシャワ便 などがその代表格かとは思いますが、またまた新規の就航として、スペインのイベリア航空がマドリッド線の就航を決定しました。 2016年の10月18日からの就航で、既にWeb上で販売が開始されています。 …

就航当時は、イベリア航空としては唯一のアジア路線だった成田線。

2018年10月には、月・火・金・土・日曜運航の週5往復に増便されていましたが、今回、さらに水・木曜日のフライトが追加され(現地出発は火・水曜日)、1日1往復の体制になり、これでかなり旅程を組むのが楽になります。

使いやすいスケジュール

現状のスケジュールは、以下の通り。

IB6800 成田11:05→マドリード18:15
IB6801 マドリード13:05→成田09:25(翌日着)

成田発が昼前で現地到着は早めの夜。
現地出発は昼で、成田到着は朝方と、使い勝手が良いスケジュール。

夏ならばまだ現地に到着して宿に早々に動けば、明るい時間帯に到着出来ると言うのは、嬉しい限り。
欲を言えば、帰路がもう少し遅くても良い気はしますけれどもね。

でも、日本とスペインとを結ぶ唯一の直行便な訳ですし、その利便性はかなり高い路線です。



機材も大型化して座席数向上!

現状は、ビジネスクラス19席・エコノミークラス269席の合計288席を有するエアバスA330-200型機で運航されている成田線ですが、2020年3月29日からは、フルフラットになるスタッガード配列のビジネスクラスが31席・プレミアムエコノミーが24席・エコノミークラスが293席の合計348席を有するエアバス350-900型機へと置き換えるコトも決まり、1日1往復化と機材の大型化で、供給座席数が大きく向上すると言うコトになります。

因みにこのA350-900型機は、プレエコが「2-4-2」列・エコノミーが「3-3-3」列と言う配列。

個人的にはエコノミーが「2-4-2」列と言うのが好みだったりするのですが、どうして外れ席になりがちな真ん中の席が出来てしまう配列になるんでしょうね…

奇数列よりも偶数列の方が、何かしら使い勝手は高そうな気がするのですが、実際の所は、どうなんでしょうね…

バ、バルセロナ線なんてできないだろうか…

それにしても…

スペイン線が毎日運航化するだなんて、就航当時は全然思っていませんでしたね。

観光需要は高いはずなのに、就航していなかったので、“待望の”就航だったのは記憶していますが。
運航はイベリア航空ですが、日本側に提携先であるJALがあると言うのも大きいのかも知れませんけれど。

でも毎日運航化と機材の大型化。

これって結構、需要が高いと言うコトの表れでしょうかね。

イベリア航空のアジア路線は、この成田線の他には上海線があるだけなのですが、需要が高いのであれば、バルセロナへの就航もあり得ないのだろうか…と。

観光需要的には、マドリードよりバルセロナでしょうしね。

イベリア航空的にはマドリードが大きなハブで、バルセロナの国際線と言うのは、“バルセロナ”と言う都市の知名度からすると、そう大して飛ばしていない状態。

アメリカ路線ですら、ニューヨーク・サンフランシスコ・ボストンの3路線だけ。
イベリア航空が強い南米路線でもバルセロナ線があるのは、サンパウロ・ブエノスアイレス・サンティアゴぐらいですからね。

そこまで期待は高くなさそうではありますが。

でも、関空~マドリードよりは実現性が高い様な気はするんですけれどもね。

ところで余談なのですが、“Madrid”を日本語読みした時に、「マドリード」が正しいのか、「マドリッド」が正しいのか、どちらなんでしょう…

そもそも外国の地名を日本語読みするのに正しいも何もないのでしょうが。

数年前までは、「マドリッド」が一般的だった様な気がするのですが、ここ最近は、「マドリード」が一般的になっている様な気が。

ただスペインに行くと、「マドリード」でもなくて、どちらかと言うと、「マドリー」みたいな感じになるとは思うのですが。

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください