カンボジア国内3路線でスタート!
東南アジアを中心としたLCCグループの「エアアジア」。
新たにカンボジアに「エアアジア・カンボジア」を立ち上げ、2024年5月2日から初の定期便を開設するコトが発表になりました。
具体的な路線は、プノンペン(PNH)~シェムリアップ(SAI)・プノンペン~シアヌークビル(KOS)・シェムリアップ~シアヌークビルの3路線。
運航スケジュールは、以下の通り。
- KT102 PNH07:40→SAI08:30|毎日運航
- KT212 SAI09:15→KOS10:15|毎日運航
- KT213 KOS10:50→SAI11:50|毎日運航
- KT103 SAI12:35→PNH13:30|毎日運航
- KT104 PNH15:50→KOS16:40|毎日運航
- KT214 SAI17:15→KOS18:15|毎日運航
- KT215 KOS18:50→SAI19:50|毎日運航
- KT105 SAI20:35→PNH21:35|毎日運航
プノンペン~シェムリアップが、1日1.5往復。
シェムリアップ~シアヌークビルが、1日2往復。
プノンペン~シアヌークビルが、プノンペン発のみの1日0.5往復で、1日合計8便と言う形。
使用機材は、エアバスA320型機になる予定。
「エアアジア」グループとしては、日本法人は撤退。エアアジア・インディアもタタグループ傘下に入ったので、マレーシア・タイ・インドネシア・フィリピンに続く5ヶ国目となる現地法人になります。
他社はまだ小粒なだけに狙い目か?
伸び盛りのカンボジアではあるけれども、どこまで航空需要があるのかは、未知数。
ただカンボジアを拠点にしている航空会社は、現状、大きく育っていない。
カンボジア・アンコール航空(カンボジア政府+ベトナム航空)、カンボジア・エアウェイズなどがあるけれども、規模的にはまだまだ小粒なので、「エアアジア」のブランド力や経験を引っ提げて参入すれば、早々に成長軌道に乗る可能性はあるのかな…と。
ただ「エアアジア」って何気に成功事例だけじゃない。
日本では2回共、失敗に終わったし、インドもシェアは拡大できないままタタ傘下になった。
フィリピンもまたセブパシフィックに押されっぱなしですしね。
で、今回は国内線からの参入。
アンコールワットを抱えているだけに、まず国際線で稼いでいくのかな?なんて思っていただけに、ちょっと意外な感じがしなくもない。
まぁ、国際線はグループ各社が乗り入れていたりするので、そこまで急がなくてもいいと言う判断なのかも知れないけれど。
ANAのプノンペン線は、どうした…?
カンボジアにエアアジア。
もう少し育ってきたら、東南アジアの周遊がより便利になりそうな感じでしかないから、楽しみなところ。
そう言えば、カンボジアと言えば、ANAが成田~プノンペン線を開設していましたが、コロナ禍以後、運休状態。
復活させる気ではいるのかな?
どうなんだろう。
ANA以外の他社が運航していない路線なだけに、独占はできそうな感じだけれど、さすがに現地発の需要は強くなさそうな気しかしないので、そう考えると、当面は、運休が続くのだろうか…
ってか、搭乗率はどのぐらいだったんでしょうね。
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