ワンワールド初のアフリカ拠点航空会社!ロイヤルエアモロッコが加盟へ!

ロイヤル・エア・モロッコ、ワンワールドに加盟!

アフリカのモロッコを拠点にしているロイヤル・エア・モロッコが、2018年12月5日、ワンワールドに加盟するコトを発表しました。

正式な加盟は、2020年半ばを予定しており、子会社のロイヤル・エア・モロッコ・エクスプレスも同時にワンワールド・アフィリエイトメンバーとして加盟する予定です(同じく子会社でLCCのアトラスブルーは未加盟予定)。

ロイヤル・エア・モロッコは、アフリカでも大規模な航空会社で、55機の機材を保有し、49カ国94都市に就航している航空会社。

この加盟が実現すると、ワンワールドは、新たに21カ国34地点をネットワークに加えることになり、合計で178ヶ国・1069の空港へネットワークを拡大させるコトになります。

それにしても…

ロイヤル・エア・モロッコですか。

確かにそこまで小さな航空会社ではないです。

国際線も、ヨーロッパ一円に就航していますし、西~中央アフリカへの就航は随一。

さらにワシントン・ニューヨーク・モントリオールと北米にも就航しているのに加え、リオデジャネイロとサンパウロにも路線を持っていますし。

ただ最東端はドーハ。

アフリカ大陸の東側も、ナイロビとカイロぐらいで、南アフリカにすら飛ばしていなかったりします(但し、カタール航空運航のコードシェア便で、ナイロビ・ハルツーム・キガリ・シンガポール・ホーチミン・プノンペン・ハノイ・ソウルへの便がありますが)。

それでも↑の写真に出て来る様な街に通じるのは、嬉しですけれどもね、個人的には。

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ロイヤル・エア・モロッコの提携関係の現状は…

現状、コードシェアしているパートナーは、

・アリタリア(スカイチーム)
・ブリュッセル航空(スターアライアンス)
・エティハド航空(未加盟)
・イベリア航空(ワンワールド)
・ジェットブルー(未加盟)
・カタール航空(ワンワールド)
・ターキッシュエアラインズ(スターアライアンス)
・サウジアラビア航空(スカイチーム)
・TAAGアンゴラ航空(未加盟)
・ケニア航空(スカイチーム)
・S7航空(ワンワールド)

と、加盟航空会社は分かれているのに加え、ワンワールドで大きな影響力を持つブリティッシュエアウェイズとも、アメリカン航空とも提携がない状態。

マイレージプログラムは「Safar Flyer」ですが、航空会社で提携があるのは、イベリア航空・カタール航空にエティハド航空の3社のみなので、これが一気に拡大するコトにはなりますが。

なので、現状、そこまでワンワールドに縁があるかと言われると、ビミョーな感じがしてしまうし、寧ろ、意外には思えますけれど。

強いて言えば、カタール航空とは提携が深そうな気はしますが、そもそもカタール航空がワンワールドから脱退するかも…と言う状態ですし。



ワンワールド、待望のアフリカ拠点!

さて、これでワンワールドにも待望のアフリカに拠点を持っている航空会社が加盟すると言うコトになります。

正確に言うと、ブリティッシュエアウェイズの地域子会社のコムエアーが南アフリカにはありますが、コムエアーは南アフリカの国内線を少しだけ+ハラレなどごく僅かの国際線のみの展開で、実質的にワンワールドはアフリカが空白地帯でしたから、これでようやくアフリカ大陸にも拠点が出来るコトになります。

まぁ、余談ですが、そのごく僅かな展開に留まるコムエアーに、ヨハネスブルク→ハラレで乗ったコトがあるんですよね。

なかなか日本人でこの路線に、この航空会社で乗ったコトのある人は多くはないかと思いますが、キャセイのアジアマイルの余りを使って乗りました。

アフリカで他にめぼしい航空会社と言うと、もうチュニジアのチュニスエアか、アンゴラのTAAGアンゴラ航空、そして成長著しいルワンダのルワンダ航空くらいしか、他に航空会社が現状だと見当たらないので、ワンワールドとしては是が非でも…と言う感じだったのでしょうか。

ただ日本人にとって、使い勝手が良いかと言われると、これまたビミョーな感じ。

そもそも西アフリカに行く日本人なんて、そう多くはいなさそうですからね。

東アフリカならば、もうちょっと行く人は多いかと思うのですが、そもそもロイヤル・エア・モロッコがそんなに飛んでいませんから。

なので、モロッコに行く時ぐらいしかあまり効果は発揮しないかも知れませんけれどね。

実用的な所を見てみると、ロイヤル・エア・モロッコで、ワンワールド加盟航空会社の拠点がある空港に就航しているのは、

・ロンドン
・マドリッド

にモスクワとドーハが入る感じでしょうか。

この他にJALが就航している空港として、パリとフランクフルトが加わるぐらい。

モロッコへはコードシェアでもJALは未就航なので、まぁ、コードシェア便としてこれらの都市との便にJAL便名が付いて就航と言うのならば、考えられそうですね。

因みに、ロイヤル・エア・モロッコの拠点になっているカサブランカの空港は、鉄道が入っているので、アクセスは良いのですが、あまり近代的な匂いがしないんですよね。

この辺りも、ワンワールド加盟と共に変わって行ってくれると良いのですが。

ところで、今回、アラスカ航空もワンワールド入りの噂がありましたが、こちらは単なる噂だったのかな…
アラスカ航空のマイレージプログラムは、提携関係が多岐に渡るので、ワンワールド入りすると、どう変わって行くのかが気になっていたのですが…

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