ANA、週3往復で成田~チェンナイ線就航!

ANAのチェンナイ線は週3往復!

就航するコト自体は、以前に発表になっていたANAの成田~チェンナイ(インド)線ですが、2019年10月27日からの就航が発表されました。

運航日は、水・金・日曜の週3往復。
運航機材は、ビジネスクラス46席・プレミアムエコノミー21席・エコノミークラス102席の合計169席のボーイング787-8型機。

同時にスケジュールも発表になっていますが、以下の通り。

NH825 成田11:40→チェンナイ17:45 水・金・日曜運航 *1
NH826 チェンナイ20:30→成田07:55翌日着 水・金・日曜運航 *2

*1:2019年12月1日~2020年2月1日までは、11:10成田発(到着時刻変わらず)
2020年3月1日~3月28日までは、11:20成田発(到着時刻変わらず)
*2:2019年12月1日~2020年2月1日までは、07:25成田着(出発時刻変わらず)
2020年3月1日~3月1日までは、07:35成田着(出発時刻変わらず)

チェンナイから成田への直行便は、このANAが唯一の路線になる訳ですが、南インド~日本路線も、JALが2020年春に成田~ベンガロール線の開設を発表していますが、それまではこの路線が唯一の路線と言うコトにもなります。

そして、ANAとしては、デリー・ムンバイに続くインド3都市目の就航都市になります。



ANAにしては、珍しい週3往復での就航

ってか、JALよりもANAのチェンナイ線の方が早くに就航で、この冬スケジュールからの運航になる訳ですが、驚いたのは、週3往復での就航と言う点。

ANA(まぁ、JALもですが)って、1日1往復のデイリー運航にこだわりを持っているんだとばかり思っていました。
ANAとしては、非常に珍しいパターンの様に思えますね。

ってか、他に1日1往復じゃない就航都市って、どこがあったっけ?と言うぐらいなのですが…

対するJALは、運航頻度は未発表ですが、週何往復で飛ばして来るのでしょうね。

都市圏人口としては、ベンガロールの方が多い訳ですが、日系企業の進出具合で言えば、チェンナイの方が多い様な気がしますし。

まぁ、さすがにANAとしては1日1往復の需要がナイと見なしたのか、それとも機材繰りの関係上なのかは分からないですが(恐らく、前者でしょうね)。



チェンナイの空港は、これから便利になる空港

スケジュール的にも日本人にとっては使い勝手が良さそうなスケジュールで、成田昼発のチェンナイ夜発。

チェンナイは空港から乗車が出来る地下鉄が都心部で絶賛工事中なのですが、その都心部分の工事が終わり、全線で開業すれば、空港から都心部まで地下鉄1本で行けるコトになるので(現状でも、かなり遠回りして地下鉄で都心部まで行くコトは可能ですが)、遅めの夕食には間に合うのかな…と言う感じもしますし、現地発夜便と言うのも、効率的に旅程が組めるので、嬉しい所。

チェンナイ空港~市街中心部アクセス情報

IndiGoで、ブハネシュワールからチェンナイへ。 インディ・ゴー。 日本で”インドの航空会社”と言えば、国営のエアインディアが一番有名だとは思う。 インディー・ゴーは、LCCなんですけれども、インド国内線ではエアインディアを遥かに上回って、断トツのトップシェアを誇る航空会社。 …

チェンナイは南部インドの観光アクセスの拠点でもあるので、これからどう伸ばして行くのかは楽しみな所ですが、気になるのは、ANAがインド国内での提携関係が弱いと言う所でしょうか。

今まではジェットエアウェイズと言う国内線のシェアで15.5%を占め、第2位の航空会社との提携がありましたが、経営難から2019年4月中旬に全面的な運航が停止され、その後も再建を目指していましたが、スポンサー企業の目途が立たず、再建を断念し、破産手続きを開始する模様であるコトが伝えられています。

加盟しているスターアライアンスには、エア・インディアがあるのですが、あまり関係が深いとは言えない状態。

対するJAL側は、加盟しているワンワールドにはインドの航空会社がナイのですが、先日、初の国際線就航を発表したビスタラとの提携がありますし、インドへの外国航空会社としては最多の路線を誇るスリランカ航空がワンワールドに加盟しているので、そこそこの提携がある状態。

ANAはチェンナイ就航をきっかけにエア・インディアとの関係が深くなったりするんでしょうかね。

そうなると、エア・インディア自体、経営難が続いているので、渡りに船だとは思うのですが。

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