【徹底ガイド】国内LCCでマイルを貯める・使う

国内LCCでマイルは貯められるの?利用出来るの?

先日、タイをベースにしているLCCのノックエアへの搭乗で、タイ国際航空のマイレージプログラムである「ロイヤルオーキッドプラス」のマイルが積算出来る様になると言うニュースを挙げましたが、国内のLCCでも、既存の航空会社のマイルを積算出来たり、独自でマイレージプログラムを持っていたりするLCCはあります。

LCCと言えば、どうしても“余分なサービスをそぎ落として、価格を安くしている”ので、マイレージなんてないと思っている人もいるかと思うので、国内LCCについて、まずはまとめてみました。

国内LCCのマイレージプログラム状況
ピーチ
独自のマイレージプログラムなし
他社マイレージでの積算不可
他社マイレージでの特典利用不可
バニラエア
独自のマイレージプログラムバニラエアポイント
積算方法100円毎に1ポイント
利用方法1ポイント=1円で、100ポイント単位で利用可能
他社マイレージでの積算不可
他社マイレージでの特典利用ANAのマイレージで特典利用可能
成田~札幌・奄美大島・函館:5,000マイル
関空~奄美大島:5,000マイル
那覇~石垣:5,000マイル
成田~那覇:6,000マイル
成田~石垣:8,500マイル
成田~台北・香港・高雄:8,500マイル
関空・福岡・那覇~台北:8,500マイル
成田~セブ:15,000マイル
ジェットスタージャパン
独自のマイレージプログラムなし
他社マイレージでの積算JALマイレージバンク
Starter基本運賃:積算不可
ちゃっかりPlusオプション選択:25%積算
しっかりMaxオプション選択:25%積算カンタスフリークエントフライヤー
Starter基本運賃:積算不可
Starter Plus/Starter Max:カンタスポイント・ステータスクレジット共に積算対象エミレーツ・スカイワーズ
Starter基本運賃:積算不可
Starter Plus:50%
Starter Max:100%
他社マイレージでの特典利用JALマイレージバンク
成田~関空・関空~福岡/熊本:5,000マイル
成田~新千歳/福岡/那覇/高松/松山/大分/長崎/熊本/宮崎/鹿児島:6,000マイル
関空~新千歳/那覇:6,000マイル
中部~新千歳/那覇/福岡/鹿児島:6,000マイル
成田・関空~台北・香港・マニラ:10,500マイル
成田~上海:10,500マイル
中部~台北・マニラ:10,500マイルカンタスフリークエントフライヤー
600マイル以内:6,400マイル
601~1,200マイル:9,600マイル
1,201~2,400マイル:14,400マイル
2,401~3,600マイル:20,000マイルエミレーツ・スカイワーズ

成田~大阪/福岡/宮崎/大分/高松:7,000マイル
中部~福岡/鹿児島:7,000マイル
成田~長崎/鹿児島/那覇/上海:10,225マイル
中部~新千歳/那覇/台北:10,225マイル
関空~新千歳/那覇/台北:10,225マイル
成田・中部・関空~マニラ:15,025マイル

春秋航空日本
独自のマイレージプログラムなし
他社マイレージでの積算不可
他社マイレージでの特典利用不可
エアアジア・ジャパン
独自のマイレージプログラムBIGポイント
積算方法2MYR(マレーシアリンギット)=1BIGポイント
利用方法4,500ポイントからグループ会社便で利用可能
他社マイレージでの積算不可
他社マイレージでの特典利用不可

横並びになるコトが多い日本ですが、LCCも同じくで、どの会社も似たり寄ったりと言う感じに見えてきた中で、こうして並べてみると、それぞれに特色が出ているな…と言う感じですね。

 

ANA系でもピーチは、マイレージプログラムはなく、ANAのマイルも利用不可。
逆に同じANA系のバニラは、自社プログラムがあり、ANAのマイルも利用可能。
JAL系のジェットスタージャパンは、自社プログラムはないのに、JALや提携会社のマイルの利用が可能。
春秋航空日本は、マイレージプログラムと、他社マイルの利用不可。
エアアジアジャパンは、自社プログラムがあり、他社プログラムの利用不可。

見事にくっきりと分かれた感じです。

まぁ、関係しそうなのは、自社でマイレージプログラムを持っているバニラエアとエアアジアグループ。
そして、JALもしくはANAでの積算か利用が出来るバニラエアとジェットスタージャパンでしょうけれど。



ジェットスターグループでマイルを貯める場合は、注意!

因みに、注意点としては、ジェットスタージャパンです。

搭乗でJALマイルが貯められるのは、あくまでもジェットスタージャパンのみで、他のグループ会社の場合は積算が出来ません(JALとのコードシェア便でJAL便名で予約を入れれば積算が可能)。

カンタス航空の「フリークエントフライヤー」の場合は、ジェットスタージャパンに留まらず、ジェットスターグループ全社でマイルの積算と利用が可能で、エミレーツのスカイワーズは、ジェットスタージャパンの他は、ジェットスター(国際線)とジェットスターアジアで積算と利用が可能です。
また、表には記載していませんが、ベトナム航空のロータスマイルは、ジェットスターパシフィックのみが対象と、ジェットスターグループの中でも、積算出来るか出来ないか異なるので、ちょっと分かりにくいですね。

しかも、ジェットスタージャパンの場合、積算出来るマイル数もJALとカンタスとエミレーツでは大きく違いますし。
残念な話ではありますが、この中ではJALが一番、貯めにくくなっている気がしますが、それでもこの3択になると、JALで貯めたくはなりますけれどね。

LCC。

マイルが積算出来れば、もっとお得になる訳で、これを逃す術はないのかな…と。

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