10月1日~地域共通クーポンも!
先日の記事で、政府による観光支援事業である「Go Toトラベル」の地域共通クーポンの9月中のスタートが困難と言う話題を書いたのですが、2020年10月1日からスタートするコトが、赤羽国土交通大臣の記者会見で発表になりました。
これで「Go Toトラベル」事業の本来の割引である宿泊・パック旅行・日帰りツアー代金などの35%と合わせて、合計50%相当の補助がスタートするコトになりますね。
利用可能なのは、旅行中の目的地や隣接する道府県の「Go Toトラベル」事業実施店舗。
旅行代金の15%相当額が地域共通クーポンとして配布される訳ですが、1,000円未満の端数が生じる場合には、四捨五入の形が取られます。
つまり端数が500円なら1,000円分のクーポンが付与されると言うコトになります(後述)。
その他の注意点としては、今回のこの地域共通クーポンはお釣りが出ないと言う点。
また旅行業者や宿泊事業者から配布されるコトになると言う点ぐらいでしょうかね。
どこで使えるのか?
本来、シルバーウィークには間に合わせたかったのでしょうが、間に合わず(ただ今年のシルバーウィークは、学生さんは学校がありそうだから、家族旅行に出掛けられる人は多くないのかも知れないけれど)。
それでも本格的な秋の行楽シーズンの前に、スタートと言うコトになりますね。
東京都民・東京を発着とする旅程については、まだ音沙汰なしと言った状態ですが、こちらも前向きに検討されているのだとは思うので、このタイミングでコロナ禍による感染者が増加しないコトを願うばかり。
ただ地域共通クーポンについては、まだ未発表な部分も多く、特に“どんな場所で利用できるのか”と言うのが、分からないまま。
あと3週間ぐらい、日にちがある訳なので、詳細な続報を待ちたいところですね。
因みに、クーポン自体は紙媒体とWeb媒体の2種類が発行される模様です。
OTA(じゃらんや楽天トラベルなど)を利用している方も多いかと思うのですが、各OTAや旅行会社・宿泊事業者によっても対応が異なる場合がありそうな気はするので、10月以降に利用される予定の方は、諸々、チェックが必要になって来そうです。
クーポンは1,000円単位で四捨五入!
さて個人的に気になったのは、“端数は四捨五入”と言う点でしょうか。
500円以上にするには、恐らく3,400円の旅行料金になれば、15%で510円と言うコトで、1,000円分のクーポンが発行されるコトになります。
逆に9,990円の旅行代金でも、15%分で1,498.5円なので、1,000円分。
3,400円でも9,990円でも1,000円。
なら、3,400円を狙いたい…と、自然に思ってしまいました。
逆に、1,000円単位なので、2,400~3,300円台の超激安の場所を狙うよりも、3,400円以上を狙う方がベターと言うコトにもなるのかな…と(計算、合っているよね?)。
ってか、3,400円でも9,990円でも同じ補助。
この差って結構あるように思うのですけれどもね。
どうして1,000円単位にしちゃったんだろう…
せめて500円単位にしておけば良かったのに…とも。
紙媒体でのクーポン発行があるから、手間を考えるとなかなか細かいところにまで踏み切れないと言う感じなのだろうが、せめてWeb媒体でのクーポンは、寧ろ、四捨五入なんていらなかったのでは…なんて。
もちろん、急な話であったからなかなか詳細までは考えられなかったと言うのもあるのでしょうが、もしかすると、こう言うようにちょっとでも“お得に!”と言う考え方がナイのかも知れませんね。
ま、それもお役所ならではと言えば良いのか。
とにかく、10月1日から、地域共通クーポンもスタートで、50%の補助、スタートです。
お得に(かつ安全に)旅をしたいモノです。
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