みずほ銀行、外貨両替サービスから全撤退！自動両替機も終了へ！

みずほ、羽田・成田空港も両替所撤退！

メガバンクの一角である「みずほ銀行」ですが、2024年3月31日までに外貨両替サービスを終了するコトを発表しました。

また同時に、18ヶ所に構えている外貨自動両替機の取り扱いも終了になり、「みずほ銀行」で外貨両替と言うコト自体が、今後、できなくなりそうです。

具体的に終了になる店舗・自動両替機は、以下の通り。

*臨時休業中

ようやくコロナ禍も終わり、これから海外に行くぞ！海外から日本に来るぞ！と言う感じのタイミングだとは思うのですが、一応、理由としてはキャッシュレス決済の普及などにより外貨両替ビジネスを取り巻く外部環境が変化していると言うコトを挙げていますが、さすがに空港内を含めて全撤退するとは思っていなかったなぁ…と言うのが正直な感想。

到着時に両替所がないのはかなり不便

確かに今やクレジットカードで海外のATMからキャッシングをしたり、デビットカードでそのままお買い物をしたりできるし、現地ATMで現地通貨も引き出せる時代。

どんどん外貨両替ビジネスと言うのは、下火になっている感じはする。

さらに空港ではチェックインカウンター先の一等地にショップを構えているコトが多いので、地代もバカにならないだろう。

だけれども、どれだけキャッシュレス決済が広まって行ったとしても、外貨両替ビジネス自体が壊滅するコトはないと思うし、現地ATMで引き出せると分かっていても、予め、手元に多少なりとも用意しておく方が便利だったりする訳で、まさか全撤退とは…と言う感じ。

特に「みずほ銀行」の場合、羽田空港への出店がかなり多いので、今後、代わりになる銀行や両替商が入ってくれれば良いのですが、仮に入らないとすると、第3ターミナルの外貨両替はトラベレックスとSBJ銀行の2ヶ所のみに（共に制限区域内3階）。

到着階だとゼロになってしまうので、さすがに不便になる人が多く出そうで、他の会社によるサービスの継続が待たれるところ（既に第2ターミナルの国際線エリアは同様に到着時に両替所がナイと言う状態になっています）。

まぁ、外貨両替を店舗で維持するのは難しいとしても、せめて外貨自動両替機は残しても良かったのでは…？と言う気はします。

もちろん、外貨の補充など、いくらATMと言ってもそれなりに人員が必要になるのは間違いないですが。

そして何よりも残念なのは、「みずほ銀行」で現状、代わりになりそうなサービスが何も用意されていないと言う点。

せめて海外ATMで日本の口座からそのまま引き出せるようになっていれば、今回のサービス撤退もちょっとは納得なんですけれどもね。

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代わりの商品がナイのも、不満点だが…

どこまでコストが掛かっていて、ペイしていないのかは分からない。

だけれども、キャッシュレス決済の進展や外部環境の変化を理由として挙げているのであれば、それに対応した商品があって欲しかった…と言う感じ。

まぁ、もうメガバンクは富裕層のみをターゲットに絞っているので、一般的な顧客はそこまで相手にしないと言う感じなのでしょうかね。

とりあえず、第3ターミナルの到着階に別のサービスが入るコトを期待したい感じですが、今後、海外に行く際に、“空港で両替を…”と思っている方は、どんどん外貨両替サービスが少なくなっているコトを認識しておいた方がイイのかも知れませんね。

両替できる場所がどんどん少なくなって行くと、やっぱり混雑する瞬間も出て来そうですし。

ところで特にアナウンスはないのですが、ノーマルのATM自体は存続ですかね？
何気に空港のATMで最後に日本円を用意する機会が多かったりするので、こちらも気になるところではありますが…