11月に入ってからも暖かな日が続いてきたけれど、いよいよ“らしい”気候になりそうな感じだとか。
寒いの苦手なので、今から戦々恐々としている最中です…
初のカナダ路線は、バンクーバー線!
JAL傘下で中・長距離国際線を運航しているLCCの「ZIPAIR」が、2024年3月にも成田~バンクーバー線を開設する方針であることを明らかにしました。
まだ運航スケジュールなどは調整中とのコトで未発表だが、成田・バンクーバー双方で乗り継ぎができる時間帯を想定しているとのコトで、運航開始当初は週3往復でスタートし、その後1日1往復のデイリー運航化を目指す方針。
使用機材は、ZIP Full-Flat18席・Standard272席の2クラス合計290席を擁するボーイング787-8型機。
就航が実現すると、「ZIPAIR」の路線網は、6ヶ国9地点目と言うコトになり、北米大陸路線はアメリカのロサンゼルス・サンフランシスコ・サンノゼに続く4路線目でカナダ路線は初就航と言うコトになります。
乗り継ぎ・カナダ発の需要も見込めるバンクーバー線
次の就航先がカナダになったのは、まずアジア~北米間の乗り継ぎ需要が想定できるコト。
親族訪問や観光・留学・ワーキングホリデーと言ったニーズを拾えるで、カナダ発の需要も高いコトがきっかけと言えそう。
その中でバンクーバーになったのは、アジアから見るとカナダの玄関口に当たり、カナダから北米各地に乗り継げると言うコトが大きなポイントになった模様。
未発表ですが運航スケジュールも、乗り継ぎ需要を考慮し、成田を夕方に出発してバンクーバーに朝方到着するような形が想定されている模様です。
価格帯としては、現行の他のバンクーバー線が往復で20万円台後半程度なので、その半額の価格帯を狙っていくとのコト。
日本とカナダを結ぶ路線としては、JAL/ANAの日系2社とエアカナダ・ウエストジェットが就航していますが、やはり強いのが「エアカナダ」。
羽田/成田~トロント・成田~モントリオール・成田~バンクーバー線を運航しており、関空~バンクーバー線も運航再開予定。
路線網が豊富なので、周遊の旅程にも対応できるのは「エアカナダ」一択状態。
そこに価格を武器にどこまで「ZIPAIR」が食い込んで行けるのか…と言う感じにはなりますね。
バンクーバーの次は、アジア線?
単年度収支では、2022年3月期に通期で初の黒字を達成している「ZIPAIR」。
2024年1月には8号機が就航する見込みで、今後は2025年3月期の累積損失の解消を目指している最中。
機材としては10機まで増やすコトは、決定事項なのですが、そろそろその10機到達が見えて来た中で、その後、機材を増やしていくのか、それともその後はしばらく様子を見るのかどうか。
そろそろその辺りも決断されるのかな?とは思う訳ですが、大体、1年で2都市ずつ、北米とアジア路線を開設しているので、2024年のもう1都市はアジアのどこか…になるのかな?と。
ずっと台北が候補として挙げられていますが、未開設のまま。
アジア路線はシンガポール・バンコク・マニラとソウルに就航中ですが、この他…となると、ベトナム(ホーチミン・ハノイ)とマレーシア(クアラルンプール)が候補になるのかな?
インド線なんかに攻めても良いようには思えるけれど、乗り継ぎ需要が確実に安定しているところを狙ってくるのかな?と言う感じはしますね。
ますます楽しみな存在にはなって来そうですね。
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