期間が長いので使い勝手は良さそう
JALが先日、10月搭乗分の国内線タイムセールを開催しましたが、ANAもお盆期間中に「WEB限定!国内線航空券タイムセール」を2023年8月11日からスタートさせました。
ひとまず、概要はこんな感じ。
- 販売期間|2023年8月11日~16日23:59
- 対象搭乗期間|2023年10月1日~28日
- 対象路線|全国各地のANA路線の一部路線・便限定
まぁ、これだけだとさっぱりお得なのかどうかが分からないのですね。
一応、具体的な最低運賃を見てみると、こんな感じになっています。
行先・価格 | ||||
羽田 | 大阪・伊丹 | 7,700円~ | 新千歳 | 8,800円~ |
秋田 | 8,800円~ | 米子 | 9,000円~ | |
熊本 | 9,000円~ | 函館 | 9,900円~ | |
佐賀 | 9,900円~ | 大分 | 9,900円~ | |
熊本 | 9,900円~ | 鹿児島 | 9,900円~ | |
那覇 | 13,200円~ |
羽田~那覇は、タイムセールでも10,000円を上回り、一気に13,200円~のスタートになりました。
4月開催で6月搭乗分のタイムセールだと、羽田~秋田が7,000円~だったりしていたので、セールと言っても割安感は若干、薄いかな?と言うのが本音でしょうか。
ただ対象搭乗期間がほぼ10月1ヶ月間に渡る長さなので、使い勝手は良さそうな感じはしますね。
上記はひとまずANAがピックアップしている路線で、その他にも設定路線はアリです。
着実にセール価格も上昇している…
利用はしやすそう。
そして何よりも、旅するにはちょうどいい気候になっている10月。
ただ…
よりお得感が少しずつ薄れてきたかな…と。
それでも羽田~石垣や宮古も13,200円~だったり関空~石垣の11,000円~と言った長距離路線でお得感のある設定もありますが。
JALもそうですが、ANAも“タイムセール”と銘打ちながらも、着実に、セール価格を上げて来たなぁ…と言うのが正直な感想。
もうフルサービスキャリアは、国内線ではタイムセールなどでの需要喚起も、そう必要じゃないタイミングになっていると言えるのかな?と。
売上が必要と言うよりも、利益確保に視点が移った感はありますね。
トータルだとまだお得感はアリ
お得感は薄れてきた。
確かにそうかも知れない。
ただそれはコロナ禍の期間中が寧ろ、おかしい状態だったと言うだけの話で、元に戻りつつあると言うコト。
コロナ禍初期の頃のタイムセールなんて、ホント、投げ売り状態に近かったですからね。
そして、荷物・発券手数料などを含めると、まだまだフルサービスキャリアのタイムセールは、利用価値が大なのも、事実。
旅程がこのタイミングで決められる人は、さっさと決めちゃって、航空券だけでも先に決めてしまうのがベターと言えそうですね。
で、このタイミングで国内線のタイムセールを開催すると言うコトは、今月末のANAキュンでは、ANA SUPERE VALUE SALEは未開催かしら…?
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