国際興業バス、バス特サービスを2月で終了へ!

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コロナ禍で毎日通勤をしなくなった人って、一体、どのぐらいいるんですかね?確かに電車なんかは幾分、空いているのも事実。
特に夜は遅くなればなるほど、空いているのが現状ではありますが…

で、それを考えつつ、珍しくバスの話題。
このブログで、バスネタを取り上げるのは、この記事以来かな?

国際興業バス、バス特終了へ!

東京都と埼玉県を地盤にしている「国際興業バス」が、「バス利用特典サービス」(以下、「バス特」)を、2021年2月28日を以って、バスポイント・特典バスチケットの付与を終了するコトをアナウンスしました。

同日までに付与された特典バスチケットに関しては、付与された日から10年間の有効期限内まで有効とのコトです。

「バス特」は、PASMO/Suicaを利用してバスに乗ると、引去り金額に応じて、自動的にバスポイントが貯まり、一定のバスポイントが貯まると、自動的にPASMO/Suicaに特典バスチケットが付与されると言うサービスで、特典バスチケットは、次回、バスの利用時に運賃に先立って10円単位で自動的に使用されるので、全てが自動的にお得になると言うシステム。

具体的には、1,000円の利用で、バス特チケットが100円分、付与され、2,000円でもう100円…と言う形で増えて行きます。

最大で17.4%の還元と言うお得さ。

しかも、「バス特」は、サービスを実施しているバス事業者の「バス特」適用バス共通で利用できると言うのも、ポイントだったりします。

例えば、家の近くで出勤時に国際興業バスを利用し、都心に出た時に都バスを利用しても、「バス特」適用路線であれば、合計で対象になったりします。

鉄道会社は自社のクレジットカード保有者などへの優遇はありますし、ポイントサービスも行っていますが、こうして他社間で跨る優遇ってあまりないので、これはかなりお得感があるサービス(しかも別にクレジットじゃなくフツーのPASMOやSuicaでOKですし)。

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お得なバス特、廃止の理由は?

で、今回、この「バス特」を国際興業バスだけが廃止すると言うコトに(今後、他に追随する会社が出て来るかも知れないけれど)。

その理由は、公式な発表としては、“ICカード乗車券の普及促進と言う当初の目的を達成したコトから”とあります。

元々、「バス特」は、それまでのバス共通カードを念頭にしてICカード促進を行なうと言うのが主眼だったのは、確か。

で、今後は、「金額式IC定期券」の利用をアナウンスしています。

定期券の設定金額以内の区間であれば、乗り降り自由になると言う定期券で、これも多くのバス会社で売り出されているかと思うサービス。

手持ちのPASMOやSuicaに付与できるのも大きな利点ではあります。

ただ…

例えば、国際興業バスの場合、180円設定の1ヶ月通勤定期で、7,940円。
つまりは44回、乗車しないと元が取れません。往復で利用したとして、22日以上。

つまりは週5日以上と言うコトになります。

「バス特」だと、8,000円利用すると、1,380円分の還元があるので、ホントに毎日乗車する勢いじゃないと、「バス特」の方がお得感があるような気はしますね。

もちろん、「金額式IC定期券」ならば、その設定金額以内の区間であれば、乗り降り自由なので、ちょっと通勤帰りにショッピングモールに立ち寄ったりもしやすいのは事実ですし、設定金額以上の区間に乗車した際も、差額分だけが清算されるのは、お得感がありますけれど。

コロナ禍だからバス特なのに…

コロナ禍で、毎日通勤や通学をしなくなったと言う人もいる状態。

そうした情勢で一番、あっているような「バス特」の廃止。
定期券を買うほど出勤しなくなった…と言う人もいると思うのですけれどね。

国際興業は、かつては一世を風靡した企業ではありますが、5,000億円超の負債を抱えたコトで、経営危機に陥り、サーベラス系に買収され、岩手県交通や十和田観光など、現・国際東北や山梨交通がグループから独立。

現在は、東京と埼玉で路線バスや高速バスを運営している国際興業バスに、富士屋ホテルを筆頭としたホテル、4つのゴルフ場と、イオンモール浦和美園の不動産賃貸が、主な事業領域。

つまりは不動産賃貸以外は、コロナ禍で大きな打撃を受けている事業ばかり。

路線バスも、東京は板橋・北・練馬区がメインエリアで、埼玉県は川口やさいたま市など、都市部が領域になっているので、地方部のバス会社よりはマシなのかも知れませんけれど、飯能や日高と言った超・郊外路線は、元々、厳しい状態でしたしね。

メインエリアのバス利用が減り、元々の赤字エリアであった飯能営業所エリアの赤字額を吸収できなくなったのだろうか…

なんかちょっと穿った見方をしてしまったりも。

個人的には追随するバス会社が出てこないコトを願うばかりですけれどもね。

「バス特」は、やっぱりお得感があるサービスですし、今のご時世に合っているサービスだとも思うので。

追記|西東京バスもバス特廃止!

上記の「国際興業バス」に続いて、東京の多摩地区西部を地盤にしている「西東京バス」も「バス特」の廃止を発表しました。

「西東京バス」における「バス特」は、2021年3月12日がバスポイント・特典付与チケットの最終日で、それまでに付与された特典付与チケットは、有効期限内ならば、その後も利用が可能とのコト。

「西東京バス」は京王グループのバス会社ですが、今のところ、親会社筋の京王電鉄バス・京王バス・京王バス小金井では、同様の動きは発表されていないので、グループ内でも扱いが分かれそうな感じですね。

「バス特」の廃止を決定した「国際興業バス」と「西東京バス」。
資本的な接点がある訳じゃないですが、共通点としては、山間部の閑散路線区間を抱えると言うコトぐらいでしょうか。

「国際興業バス」は埼玉の飯能・名栗エリア。
「西東京バス」は東京の檜原・奥多摩エリア。

でも、目立った共通点は、そこぐらいでしょうか…
コロナ禍で経営状態が悪化している会社は多いでしょうから、今後も、「バス特」の廃止と言うのは、あり得ない状態じゃなさそうですね…

追記|2021/02/21

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