IBEXエア、鹿児島就航!でも小松・成田から撤退!

冬期スケで、久々に鹿児島就航!

このブログ、航空関連のニュース記事も多いのですが(あくまでも、本筋は旅行記ブログなんですけれどもね…)、日本国内の航空会社であっても、あまり普段、取り上げていない航空会社もチラホラ。

恐らく、その筆頭格が「IBEXエアラインズ」だと思う。

だけれども、2000年8月7日に仙台~大阪(関空)線に初就航して、この8月で20周年と言う、日本の航空会社の中でもベテラン格の航空会社なんですけれどもね…

どうもタイミングが合わなくて(因みに、未だに搭乗経験がなかったりもします…)。

さて、そんな「IBEXエアラインズ」ですが、2020年10月からの冬期スケジュールの運航計画(2020年10月25日~2021年3月27日)を発表しました。

これが、まさかの新路線付き。

まずは、国際線乗継をメインにしている成田線(成田~仙台・広島・小松線各1日1往復)の運航は休止。

この他に、小松~仙台・福岡線(各1日1往復)も運休になりますが、これによって、現在、成田・仙台・福岡線のある小松空港からの拠点撤退と言うコトになります。

また、松山~新千歳線(1日1往復)も運休で、現在、1日3往復で運航中の大阪(伊丹)~新潟線も、1日2往復に減便で発表になりました。

代わりに、新規開設されるのが、鹿児島~名古屋(中部)・伊丹線で共に1日1往復の運航。

 

増便関係では、仙台~新千歳・名古屋(中部)線は、1日3往復化。
仙台~福岡線も、1日5往復化。
福岡~新潟と、名古屋(中部)~松山線も、1日2往復化されるコトに。

[speech_bubble type=”rtail” subtype=”L1″ icon=”tabikazu01-i.jpg” name=”たびかず”]仙台~福岡の5往復って、何気に頑張りますね…[/speech_bubble]

1日の運航本数は変わらず

表にまとめて見ると、こんな感じ。

路線改正前便数改正後便数
成田~仙台1往復運休
成田~小松1往復運休
成田~広島1往復運休
小松~仙台1往復運休
小松~福岡1往復運休
新千歳~松山1往復運休
大阪(伊丹)~新潟3往復2往復
大阪(伊丹)~鹿児島新規就航1往復
名古屋(中部)~鹿児島新規就航1往復
仙台~新千歳2往復3往復
仙台~名古屋(中部)2往復3往復
仙台~福岡4往復5往復
名古屋(中部)~松山1往復2往復
福岡~新潟1往復2往復

パッと見ると、運休路線が多く、減便ダイヤと言う感じがしますが、トータルで見ると、現状の運航便数と同じと言う形ではありますね。

現状、「IBEXエアラインズ」は鹿児島線を運航していませんが、前身の「フェアリンク」時代に、1年にも満たない短期間ですが、鹿児島に就航していたので、それ以来。

ただ公式WEBサイトでは、“初”就航を謳っているので、無かったコトになっているのかな…?

関連リンク
2020年冬ダイヤ路線便数計画について(PDF)

ANAへの再移管・ANAからの移管は?

このコロナ禍で需要が減退している中と言うコトもありますし、新規開設に増便路線は、正直、ANAからの移管なのかな?

ただどれだけの路線が、ANAからの移管路線に相当するのかは、現時点では定かじゃないですが(そもそも移管される路線があるのかどうかも、不明ですが)。

ま、定石で考えると、新規路線はANAからの移管なのでしょうが、撤退路線は、ANAへの再移管はないのかな?

小松~福岡線なんて、ある程度の需要がありそうなモノだし、国際線が復調して来ても、新規路線に就航してしまうと、成田へ飛ばす機材はなくなる訳ですが、その辺りも、どう見込んでいるのか…

それでもこの大きさの機体で、20周年を迎え、路線網も着々と増やしていると言うのは、立派だな…と思う。

ANAとの提携も大きいのでしょうし、撤退や路線開設も比較的繰り返している感はありますが、やっぱり経営陣がちゃんとマネージメントできているのかな…と言う感じすら。

地方路線が多く、なかなか乗る機会は今後も少ないのですが、コロナ禍に負けじと頑張って貰いたいところです。

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