海外在住JGC会員、自動更新条件が改定に!

海外在住JGC会員、自動更新条件を改定!

JALのマイレージプログラムである「JALマイレージバンク」(以下、JMB)の、上位マイル会員制度である「JALグローバルクラブ」(以下、JGC)の資格自動更新について、2021年度から“日本地区以外の海外会員”の基準を改定するコトを発表しました。

これは年々、JGCの会員数が増加しているコトから、JGCの資格取得後も継続して多頻度で搭乗している会員と、そうでもない会員とに二極化されて来たコトから、差を付けると言うモノの様です。

JGCはなる為には、高頻度での搭乗が必要だったりするのですが、逆に、1度なってしまうと、簡単な条件を満たすだけで自動更新される仕組みがあるJAL。

つまりは1度、JGC会員になってしまえば、平会員には落ちにくいと言うコトで、そりゃ、会員数が増える一方な訳です。

今回は、そこに海外在住会員ですが、メスを入れると言うコト。



JGCの資格条件は?

そもそも現状のJGCですが、以下の条件を満たした場合に入会出来ると言うシロモノ。

[speech_bubble type=”rtail” subtype=”R1″ icon=”tabikaeru01-i.jpg” name=”たびがえる”]・1~12月の12カ月間にJALグループ運航便ならびにワンワールド加盟航空会社運航便にJMBのマイル積算対象運賃で搭乗すると積算される「FLY ONポイント」が、50,000FLY ONポイント(内、JALグループ便での積算が25,000FLY ONポイント)以上、または50回(内、JALグループ便25回)以上の搭乗+15,000FLY ONポイント以上の搭乗実績[/speech_bubble]

さらにもう1つ条件があって、

[speech_bubble type=”rtail” subtype=”R1″ icon=”tabikaeru01-i.jpg” name=”たびがえる”]・JGCカードCLUB-A
・JGCカードCLUB-Aゴールドカード
・JGCカードJALダイナースカード・
・JGCカードプラチナのいずれかを持つコト[/speech_bubble]

入会するには両者の条件が必要になりますが、JGCになってしまえば、後者の対象となっているクレジットカードさえ保有すると言う条件だけで、ひとまずJGC会員でいられます。
つまり最初だけ前者のハードルが必要と言うコトになります。

ただし、JGCの中でもFLY ONポイントのサービスステイタスによってランクが分かれており、それぞれワンワールドのエリートステイタスも異なりますが、FLY ONポイントのサービスステイタスがなくても、JGC会員でいられるので、ワンワールドサファイアを維持出来ると言うのが大きな特徴です。

ワンワールドサファイアになれば、こんな特典が利用出来たりするので、1度なったら止められないと言うのが特徴なのでしょう。

・ビジネスクラスチェックインカウンターの利用
・ビジネスクラスラウンジの利用
・空港での優先搭乗

比較的空いているビジネスクラスチェックインカウンターにラウンジ。

さらに優先搭乗。
ボクにとっては高嶺の花って感じの話な訳ですが、まぁ、それだけJAL便に乗ってね、だから優遇しますよ…的な話な訳です。



海外地区在住会員のJGC会員への資格条件は?

さて、これらの基準はとりあえず“日本地区会員”の話。

今回、改定になるのは、“海外在住会員”になる訳ですが、特典などは変わりがないのですが、日本地区会員と海外在住会員では、JGC自動更新の基準も異なっていたりするんですよね、実は。

現状の海外在住会員がJGC会員になるには、以下がその条件になっています。

[speech_bubble type=”rtail” subtype=”R1″ icon=”tabikaeru01-i.jpg” name=”たびがえる”]・1~12月の12カ月間にJALグループ運航便ならびにワンワールド加盟航空会社運航便にJMBのマイル積算対象運賃で搭乗すると積算される「FLY ONポイント」が、50,000FLY ONポイント(内、JALグループ便での積算が25,000FLY ONポイント)以上、または50回(内、JALグループ便25回)以上の搭乗+15,000FLY ONポイント以上の搭乗実績[/speech_bubble]

上位のJALカードの保有の必要がないのが、その特徴です(保有していれば、それでOK)。

その代わり、自動更新の基準が、以下の様に定められています。

[speech_bubble type=”rtail” subtype=”R1″ icon=”tabikaeru01-i.jpg” name=”たびがえる”]・1~12月の12カ月間に25,000FLY ONポイント以上または、JAL国際線にJMBマイル積算対象運賃で10回以上の搭乗[/speech_bubble]

これを満たすと自動更新になり、毎年3月初旬に自動的に5,000マイルが引き落としが免除と言う形になっています。

2021年度から自動更新資格条件が変更に!

それが2021年度の資格更新より、自動更新での年会費(5,000マイル)の免除についての条件が、以下の通りに変更になります。

・1~12月の12カ月間に35,000FLY ONポイント以上または、JAL国際線にJMBマイル積算対象運賃で14回以上の搭乗

FLY ONポイントベースで10,000ポイント。
回数ベースだと4回のプラス。

いきなりハードルを上げて来たなぁ…と言うコトになります。

国内線に容易に搭乗出来る日本国内地区会員と違って、海外地区在住会員だと、“JAL国際線にJMBマイル積算対象運賃”で14回と言うのは、案外、ハード。

ってか、完全に商社などに在住していて、日本で会議が毎月開かれないと、厳しいですよね。

まぁ、だからこそ上級会員になれる方々なのでしょうけれど。

*一部、追記しましたが、FOPなどの条件がこなせなくてJGCカードを保有していない場合でも、5,000マイルの年会費の引き落としがあれば更新が可能です。



国内のJGC会員資格改定はあるのか?

海外に在住している会員が対象。

なので、そこまで対象が多くはない様にも思うけれど、逆に言えば、何故、海外会員?と思わなくもないです。

JGC会員だとワンワールドサファイアが付与されるので、そこがワンワールド的に問題になったのかも知れないデスが、こうした改定が行われると、どうしても“次は日本国内地区会員”が対象の改定があるのか?と思ってしまいますね。

だって、対象のクレジットカードさえ持っていれば、とりあえずワンワールドサファイアはキープ出来てしまう訳ですから。

機材の小型化も進めているコトもあって、死蔵している上級会員が増えてしまうと言うのは、問題なのは事実の様にも思える訳ですが、個人的には、上級会員制度にはあまりメスを入れたくないから、こうして海外地区会員から様子を見てみた…みたいな感じにも思えてしまいますが、実際の所は、どうなのでしょうね…

とりあえず同時に発表がなかったので、日本国内地区会員については、2021年度までは現行の条件が適用される様には思いますが…

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2 件のコメント

  • 海外在住のJGCの更新条件は5000マイル引き落としで自動更新だと思いますよ。

    公式サイトによると、現状は
    「毎年1月〜12月の12カ月間にFLY ON ポイントを25,000ポイント以上またはJAL国際線にJMBマイル積算対象運賃で10回以上ご搭乗いただいた方は自動更新となります。
    資格更新時に上記基準を達成されていない場合には、3月初旬にJMB積算マイル口座から自動的に5,000マイルお引き落とし*のうえ、資格更新とさせていただきます。」

    つまり25,000FOPない場合のみ、5,000マイルの引き落としで資格保持だと思います。

    これが2021年度からは
    「2020年1月~12月の12カ月間にFLY ON ポイントを35,000ポイント以上またはJAL国際線にJMBマイル積算対象運賃で14回以上ご搭乗いただいた方は自動更新となります。」

    となるので、5000マイル引き落とし免除のハードルが上がるだけだと思います。とりあえず、5000マイル以上持っていれば、資格保持は可能なのではないかと。

    公式サイトの書き方が曖昧なので、私も確証は持てませんが、毎年FOP35,000以上稼がないといけないようだと、JGCの意味がないと思います。

    • くらまさん>
      コメント、ありがとうございます!
      再度、公式サイトを確認してみましたが、くらまさんのご指摘通りだと。
      少しだけですが、追記して修正しました。
      ご指摘、ありがとうございます!

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