Expediaが独自のポイントシステムExpedia+を日本にも導入

ここ数年の日本は、ポイントの共通化の進行が著しかったりしますよね。
何処に行っても、案外、“Tカードお持ちですか?”“Ponta カード、お持ちですか?”“楽天ポイントは…”と聞かれる感じ。
まぁ、ポイントが共通化すると、財布の中に入っているポイントカードの量が減りますし、そもそもポイントが貯まりやすくなるので、有難い限りではありますが。
結果的に、マイルに通じるポイントシステムだと、次の旅行も近くなりますしね。

Expedia+の詳細

さて、そんな共通化されたポイントシステムである“Tポイント”を5月19日の予約分を以て、提携終了をしたエクスペディアが、独自の会員プログラムの“Expedia+”を、日本でもスタートさせました。

共通化されたポイントシステムから抜け出て、独自のポイントプログラムを開始すると言うケースは、あまり目にしませんが、世界各地で展開しているエクスペディアと言う視点から見れば、世界単位で共通化する流れにあり、このExpedia+が導入された国は、日本が7か国目になり、年内には、サービスを展開している世界31か国中28か国で、Expedia+を展開する流れになっています。

さて、このExpedia+ですが、システム的には、

  • ホテル/ホテル+航空券/オプショナルツアーで予約金額75円ごとに1ポイント
  • 航空券の予約金額750円ごとに1ポイント
  • +VIP Access提携ホテルの予約で250ポイント

を付与するサービスになります。

さらに上級会員プログラムも用意されており、スタートはブルー会員なのですが、

  • シルバー会員:60万円の利用もしくは対象ホテルへの7泊の宿泊
  • ゴールド会員:120万円の利用もしくは対象ホテルへの15泊の宿泊

を1年以内に行うと、達成し、より多くの特典を受けるコトが出来る様になります。

…って、7泊の宿泊と、60万円の利用と言うのが、全然、釣り合っていない気がするのは、気のせいでしょうか。
1泊換算すると、9万円以上ですやん…

それぞれの還元率で見てみると、

  • ブルー会員:約1.1%
  • シルバー会員:約1.2%
  • ゴールド会員:約1.4%

になりますから、還元率としては、そこまで特筆出来るようなプログラムにはなっていない感じがありますね。
せめて上級会員の還元率はもう少し高くても良い様な気がしてしまいますが…

まぁ、ポイント合戦になるより、そもそもの値段が安い方が嬉しいですし、ね…と自分に言い聞かせるしかありません。
あくまでも自社での囲い込みを主目的にしている訳ですし。

ただTポイントはANAのマイルなどに変えるコトが出来ましたが、共通化されたポイントシステムでもないですから、特段、マイルへの変換が出来ないと言うのは、残念な所になるのかも知れません(まぁ、エクスペディアで航空券の予約をした場合、Expedia+でポイントは加算出来る上に、通常通りの航空マイルは積算出来る訳ですし、クレジットカードを使えば、その支払い分のマイルも積算が出来るので、3重取りは変わらず出来ると言う点では、嬉しい所ではありますが)。

サービス開始を記念したキャンペーンの実施も同時に発表がされており、2014・2015年の一定条件がクリアされていると、登録開始時点で、シルバー会員になれる他、2015年内は、アプリでの航空券予約で、ポイントの加算が3倍になるなどのキャンペーンが行われます。

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