読売旅行、添乗員同行の全ツアーでワクチンorPCR検査が必須に!

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旅行会社。
普段、もう使わなくなって久しいけれど、まだまだ根強い人気もあるし、需要もある。
何よりもやはり旅行会社が元気になって行かないと、今の観光産業は盛り上がらないのも事実。
そして、元気になるために新しい試みが「読売旅行」で出て来ました。

読売旅行、添乗員同行全ツアーがワクチンor PCR必須へ!

昨日の記事で、米国への入国に関して、ワクチンの接種が11月から義務付けになると言う記事を書きましたが、日本国内でも同様の動きが出て来ました。

読売新聞東京本社の完全子会社である「読売旅行」が、2021年10月から添乗員同行の団体ツアーは、全商品、“ワクチン・検査パッケージ”を導入し、スタッフを含めて全ての参加者をワクチン接種済みもしくは検査で陰性の人とするコトを発表しました。

具体的には、こんな感じ。

期間|2021年10月1日以降出発分
対象商品|読売旅行の募集型企画旅行(添乗員同行団体ツアー)
ツアー参加条件|
#1. 2回目のワクチンを接種し、出発日前日から数えて14日間が過ぎている/*1
#2. 出発日3日前以降にPCR検査を受け、結果が陰性
必須証明|
#1の場合…予防接種済み証/接種記録書/自治体が発行する接種証明書
#2の場合…結果が分かる文書・証明書・メール結果通知・WEB画面(コピー・写真データでOK)

*1…アストラゼネカ製の場合は、15日以上

まぁ、当たり前かも…ですが、出発当日に証明ができる書類などを提示できない場合は、参加が不可と明言されていますね。

PCR検査については、医療機関または民間検査機関が結果を判定するモノが有効で、同じ抗原検査であっても、市販の検査キットを使ってその場で結果が判明する抗原定性検査は無効なので、郵送での検査の場合は、結果判明がギリギリになる可能性もあるのと、検体採取日に注意になるので、郵送はできるだけ利用しない方がベターかも知れませんね。

なお、ツアーの催行に当たっては、感染状況や緊急事態宣言・都道府県知事の指示などを総合的に勘案して判断するとのコト。

ツアー催行の基準はやや曖昧だけれど…

日本の旅行会社にも、こう言うスタイルが出て来ましたね。

個人的にはアリなのかな…と言うのを感じましたが、ツアー出発当日に接種or PCR検査の証明書類などが提示されない場合は、参加不可で、取消料も通常の満額である旅行代金の50%を頂く旨もちゃんと記載されているのが、イイですね。

こう言うところを誤魔化すと、今後に繋がらないですしね。

ただツアー催行条件が、“総合的に勘案して…”になっているのは、どうなんだろう?的な部分もあるけれど。

まだ現時点では、9月30日まで19の都道府県に対して、緊急事態宣言が出されている状態。

解除の方向性が示されているのは確かですし、直近の感染者数や病床利用率も基準を下回っている状態ではあるけれど、既に10月からの首都圏発着の“ワクチン・検査パッケージ”が導入されたツアーが売り出しになっている状態。

“総合的に勘案して…”大丈夫と踏んでいるのでしょうが、なんか腑に落ちない部分もあるかな…と。
もう緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が発令されている都道府県から(都道府県へ)は、ツアー催行しないと銘打ってくれた方がすっきりするんですけれどもね。

今の場合だと、基準が分かりにくい感じも。

ただバスなども7割程度の定員にするほか、別のグループとの相席はしないと銘打っているのは、イイな…と思うし、現時点でやれるコトをやっていると言う印象は受けますね。

コロナでも日本社会は、簡単に変わらなかった…?

ワクチン接種or PCR検査がツアー参加の条件になる。

国内でもそうした動きは、どんどん出てくるのかも知れないけれど、そもそもワクチンは万能じゃない。もちろん、重症化リスクを軽減するには役立つと思うけれど。

それをどこまで参加者が自覚するのか…と言うだけの話。

折角なので楽しい旅にしたい。

それは分かる。
ただ結局のところ、日本の社会はコロナでも変わらなかった感があるかな…と。

先日の3連休を見ても、行楽地に人が集まっていたけれど、休みを分散させると言うのが、密を避けるには効果的なのに、そうした働き方にもなっていないですしね。

旅の解禁。

どう言った形であれ、それは1歩前進なのは間違いないですけれどもね。

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