国際線出国ピークは29日!
成田空港を運営している「成田国際空港会社」が、年末年始の利用予測を発表しています。
今年の出国のピークは2023年12月29日で、49,300人の利用予想。
入国のピークは、2023年12月23日で46,100人(既にピーク後と言うコトになります)。
国内線については出発も到着も2023年12月29日。
対象期間は、2023年12月22日~2024年1月4日までの14日間。
旅客数は、出入国合計で114万1,900人。
これは前年同期比だと74.8%増。
コロナ禍以前の2019年の同期比で見ると17.7%減と言う結果。
国際線 | 2022年度同期比 | 2019年度同期比 | |
出国 | 615,200人 | 179.2% | 88.4% |
入国 | 526,700人 | 170.0% | 76.1% |
合計 | 1,141,900人 | 174.8% | 82.3% |
国際線の出国は、ピークが12月29日ですが、第2ピークが翌30日の47,300人。
第3のピークが27日の47,000人。
一方の入国のピークは、12月23日ですが、第2ピークは22日の44,300人。
第3のピークが2024年1月3日の41,500人と言う推測になっています。
これからはどう伸ばしていく?
国別の集計ではなく、あくまでも空港利用者の総数でしかないので、日本人が…とかは現時点では不明。
また人気のある路線なども不明ですが、出国のピークが2023年12月29日。
一方の入国の第3のピークが2024年1月3日なので、今年の日本人の出国先は、近めのスポットに向かう人が多いのかな?と言う感じがしなくもないですね。
前年度比で見れば、大きく出国の人数は増えた感じ。
ただ2019年度比で見れば、まだまだ80%強と言うところ。
インバウンドの数字ももちろん、コチラには入って来ているので、日本人の利用実数となると、もう少し下がるのかな?と言う感じはします。
2019年度の年末年始の成田空港の利用者数は、出国・入国合わせて1,387,714人。
それが今年度の年末年始の利用者数は、1,141,900人。
まぁ、利用者の国別数値が発表になっていないので、どれだけ日本人の海外旅行者数が戻っていないのかは不明ですが、自然にココまでは戻って来たって気にはなる。
ただ、ここまでは自然に戻って来た感じ。
ただここからはどうしたら伸びるんだろう…と言う感じはします。
もう感染病が気になって海外に行けない…と言う話ではなく、海外に行く習慣がナイ・海外に行く魅力を感じない…と言うような層になるのでしょうから。
一極集中型の需要がこれからも続く…?
日本人が海外旅行に行かなくなった。
そんな話をチラホラとは耳にします。
実際に、どうなんだろう?とは思うけれど、体感としては確かにかなり減っているイメージ。
ただその前までが多すぎたと言う感じもするけれど。
だけれど、実際にパスポートの保有率も低いのは事実であり、どんどん内向きになっているのかな?と言う感じはしますね。
でも、コロナ禍で密を避ける…と言う動きがあったけれど、やはりコロナ禍が一段落を見せると、また元の密の旅行期間が戻ってくるだけだったと言うコトが、ちょっと残念。
やはりそう簡単に休みなんか取れないし、ずらせない。
そう言うコト。
わざわざ運賃の設定が高い期間にしか利用ができない・休めないと言うのも、そろそろどうにかした方がイイように思うんですがね。
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