JAL/ANA→Bonvoy、交換レートは?
JALならびにANAが、世界的なホテルグループであるマリオット・インターナショナルのポイントプログラムである「Marriott Bonvoy」へ、貯めたマイルからの交換をスタートさせました。
JALとANAで、交換レートが異なっており、次の通りになります。
- JALマイル→Bonvoy|4:3
4,000マイル=3,000ポイント
4,000・10,000・20,000・30,000・40,000・50,000マイルから移行可能
積算は交換から8週間以内に実施 - ANAマイル→Bonvoy|1:1
10,000マイル=10,000ポイント
10,000マイル単位で移行可能(但し、4月~翌3月の1年で4回目以上の交換は2:1)
積算は交換から8週間以内に実施
JAL・ANA共に、既にBonvoy→マイルは交換が可能。
交換レートは、3ポイント=1マイルになっていて、1回に60,000ポイントの交換で、5,000マイルのボーナスマイルが付与される仕組みになっていますが、今回の交換開始で、双方向での提携になりました。
基本的に他の航空会社でマイル→Bonvoyに交換する場合は、2:1の交換レートであるケースがほとんどなので、JAL/ANAは良レートと言うコトになります。
とは言え、そもそもお得感はゼロですが。
レートは良くないから、交換する人は注意!
マイル→Bonvoyの開通。
ただBonvoy→マイルだと、例えば、30,000ポイントを交換して10,000マイルと言う3:1のレートが基本レート。
上述の通り、JAL/ANAの場合、60,000ポイントを一気に交換すると、ボーナスマイルの付与があるので、ポイントが貯まるまで交換は待ちたい所。
で、逆に30,000マイルを交換すると、レートが良いANAの場合でも30,000ポイント。
やっぱかなりレートが悪いですね。
再度、ANAのマイルに戻すと10,000マイルにしかならないですから。
このルートを使う意味があるのかな?
やっぱりそう言う気持ちになります。
逆に、利用すべきなのは、普段、JAL派でたまたまANAに搭乗する機会があり、交換に必要なマイルが意図せず貯まった人であったり、貯めたマイルの有効期限切れが近い人ぐらいでしょうか。
普段、ANA派でたまたまJALマイルを貯めた人は、交換に必要な最低マイル数が10,000マイルなので、他の特典に交換した方が無難ですね。
今一つ、狙いが分からない。
そんな提携と言う感じがしてしまいます。
今後も目が離せないBonvoy
お得に航空会社のマイルに交換ができるマリオットのBonvoy。
特に日系の航空会社は貯めたマイルに有効期限があるので、有効期限対策としてもイイ感じのプログラムな訳ですが、その逆でマイルからの交換は、お得感ゼロ。
まぁ、一応、交換もできるよ~ぐらいな感じで捉えておくのが一番でしょうね。
ただ日本においても、マリオット系はホテルの件数を増やしていますし、ポイントサイトとの提携をスタートさせたりしています。
モッピー、マリオットへの交換が可能に!これはお得か?
外資系のプログラムで、ここまで日本でも貯めやすいプログラムは、他にあまりないのでは?と言うレベルになっている感じ。
さらにBuy Pointも引き続き、キャンペーンを定期的に行っているので、今後も目が離せないプログラムであるのは、間違いないでしょうね。
コメントを残す