ワールド・エアライン・アワード2022年度版、首位は今年も…

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3年連続でカタール航空が首位維持!

航空会社や空港の格付けを行なっている「スカイトラックス」が、2022年版の「ワールド・エアライン・アワード」を発表しました。

2021年度版はこんな感じでしたね。

ひとまず発表された順位を、見てみると、2022年度版は、こんな感じ。

順位航空会社アライアンス順位変動
1位カタール航空ワンワールド1→
2位シンガポール航空スターアライアンス2→
3位エミレーツ航空未加盟4↑
4位ANAスターアライアンス3↓
5位カンタス航空ワンワールド8↑
6位JALワンワールド5↓
7位ターキッシュ・エアラインズスターアライアンス圏外↑
8位エールフランススカイチーム10位↑
9位大韓航空スカイチーム圏外↑
10位スイスインターナショナルエアラインズスターアライアンス圏外↑

カタール航空が3年連続で首位を維持。
ここ数年、不動だったTOP.3からはANAが脱落し、代わりにエミレーツ航空がTOP.3へとランクイン。
JALも5位→5位と来ていたのですが、2022年度版は1つランクを落として、6位に。

アライアンス別で見ると、

・ワンワールド3社
・スターアライアンス4社
・スカイチーム2社
・未加盟1社

と言う内訳に。

ってか、今年のランキングは結構、順位に変動がありますね。

キャセイはTOP10から陥落!

前回のTOP.10から脱落したのは、

・キャセイパシフィック航空(6位→16位|ワンワールド)
・エバー航空(7位→18位|スターアライアンス)
・海南航空(9位→14位|未加盟)

で、代わりに、ターキッシュ・エアラインズ、大韓航空、スイスインターナショナルエアラインズがTOP.10にランクイン。

海南航空がTOP.10から落ち、キャセイも大きくランクダウンしたので、中国の航空会社で最高順位は、12位の中国南方航空に。

前年度にTOP.10以内からランクダウンしたルフトハンザ・ドイツ航空は15位(前年13位)、タイ国際航空は46位(前年23位)と共にランクダウンしてTOP.10には返り咲けず。
ってか、いくら経営再建中と言っても、タイ国際航空の凋落が止まらない感じですね。

TOP.10以外でランキングが大きく変動した航空会社を50位までで見てみると、

  • ガルフ・エア(44位→22位)
  • ガルーダ・インドネシア航空(15位→31位)
  • フィジー・エアウェイズ(54位→36位)
  • ウェストジェット(53位→39位)
  • ライアンエア(57位→40位)
  • エアカナダ(33位→50位)

と言う感じですね。

62位にピーチが入っていますが、LCCとしては、

  • 27位|エアアジア(前回29位)
  • 29位|スクート(前回40位)
  • 35位|サウスウエスト(前回39位)
  • 40位|ライアンエア(前回57位)
  • 41位|ジェットブルー(前回32位)

などがランクイン。

コロナ禍での運休対応では評価を落とした感じがしますが、エアアジアはLCCとしてトップをキープ。
この辺りは流石の一言ですね。

北米航空会社の低調っぷりが際立つ

相変わらず、北米は低調ですね。

北米大陸で首位は、サウスウエストの35位。
それに続くのが、39位のウェストジェット。

アメリカの大手航空会社は、59位にアラスカ航空、60位にユナイテッド航空にようやくランクインするぐらいですからね。

こうしたランキングがどこまで正しいのか…と言うのもあるし、日本人が欲するサービスとヨーロピアンが欲するサービスは必ずしも一緒ではないでしょうが、そろそろ北米の航空会社も、多少なりともサービスの改善を進めて欲しいモノで。

ハード自体は悪くないと思うんですけれどもね、アメリカ系の航空会社も。

規模的に劣るアラスカ航空が、そう言う方向性に舵を切って差別化するのはアリだと思うんですけれどもね。

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