大韓航空、6月以降発券のサーチャージが最高値に!

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6月以降の燃油サーチャージ改定を発表!

JALやANAが、2022年6月1日発券分の燃油サーチャージを改定して、かなり高くなると言う記事を先日、書きました。
折角、海外旅行も出やすくなるようなタイミングで、この改定は正直、痛い…

で、韓国の大韓航空も、燃油価格高騰のために、2022年6月1日以降発券分の日本発燃油サーチャージの改定を発表しました。

ひとまず、詳細を見てみると、こんな感じ(参考までに、改定後のJALの燃油サーチャージも併記しておきます)。

行先大韓航空JAL
韓国4,400円4,100円
東アジア(韓国・モンゴル以外)9,900円9,900円
モンゴル9,900円12,700円
ベトナム・フィリピン・パラオ・グアム・イルクーツク12,700円12,700円
上記+インドネシア以外の東南アジア19,600円19,600円
インドネシア19,600円23,600円
南アジア・中央アジア・ハワイ23,800円23,600円
北米・欧州・中東・オセアニア・アフリカ37,400円36,800円

基本的には大韓航空もJALも似た感じの金額ですね。
違いがあるのは、単にエリアの区分けが異なるモンゴル・インドネシアぐらいで(安値の方を太字にしています)。

これが、2022年6月1日~7月31日までの発券分に対しての金額と言うコトになります。

*座席を使用しないInfant運賃適用の旅客は徴収免除
*政府許認可条件

現時点では最高レベルに到達!

今回の改定対象になる期間だと、基準由価1バレルあたりの平均価格は14,329円(2022年2月1日~3月31日までの平均)。
為替レートは1ドル119.04円計算。

大韓航空は現時点で、1バレルあたり15,000円までの徴収額までしか発表していないので、日本発の燃油サーチャージとしては、最高レベルに達したと言うコトになります。
で、15,000円を超えた段階で新たな改定要件とあわせて、15,001円以上のレベルが再設定するとのコトなので、もしかすると次の改定ではさらに高くなっている可能性も否めないですね。

燃油サーチャージは、上記の金額が、片道あたりに必要となってくるモノ。

一番近い日韓の往復でも大韓航空だと8,800円が別途、必要となる訳です。

仮に北米やヨーロッパまで行ったとすると、往復で74,800円。
航空券のほかに、空港使用料などの諸税を加えると、もう総額で幾らになるんだか…と言うレベルに達しますね。

1人ですらそんな金額になる訳で、ご夫婦で利用すれば、燃油サーチャージだけで約15万円ですからね…

もう気軽には手が出せない状態。

しかも現状、円がかなり弱くなっていて、為替レート的にも海外旅行に行くのは不利なタイミングですしね。

もうアジア圏一択で良いかと

前回のJALの改定発表の時に、対応策として以下の3つを挙げました。

  1. 5月中に発券する
    これは鉄則。それでも安くはないけれど。
    夏に海外旅行を…と思っている人は、今のうちに発券してしまいましょう。
  2. LCCを利用する
    サーチャージが別途に不要のLCCを利用する。
    但し、ここまで燃油が高騰すると元々の運賃にも反映されそうなのに加え、まだ日本路線のLCCが複便していない感じ
  3. サーチャージ不要の特典航空券を利用する
    JALやANAは必要ですが、海外の航空会社の中には、特典航空券ならば燃油サーチャージが不要と言う会社も多いので、それを利用する

この内、3番目は今からマイルを仕込むのは、できる人が限られる話になっちゃいますから、スルーすると、対応策として取れるのは、1・2の2つだけと言うコトになります。

で、他に考えてみたけれど、4つ目の対応策としては…

 4. 比較的サーチャージが少ない場所に行く

つまりはアジア圏ですね。
中国は未だにゼロコロナ政策中で、上海がようやくロックダウンから動き出すか…と言う状態なので、除外すると、東アジア圏だと韓国・台湾・モンゴル。
台湾も少しずつ動き出しそうな気配がありますが、5月末までに流れは決まらないかも知れないので、韓国・モンゴルもしくは東南アジア…と言うコトになるのかな。

ベトナム・フィリピン・パラオあたりならば、まだ6月以降の改定後でも手が出せる金額かな~と思いますし、ベトナム・タイあたりは運航便数も復活して来ているし。

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