またまたコロナ感染拡大で、Go Toトラベルも再開延期か?

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今年こそ、旅に…と新年に思っていたのですが、どうも雲行きは怪しくなる一方ですかね。
それぞれが今出来る感染防止を心掛けると、どれだけ感染が予防できるんだろう…とも思うけれど。

3県でまん防!Go To トラベルは再開延期見込み!

コロナ禍で経営的に厳しくなった観光業界を応援するための支援事業である「Go To トラベル」。

早ければ1月中の再開を目指していたと言われているけれども、コロナの感染が、またまた拡大している状況で、沖縄・広島・山口の3県ではまん延防止等重点措置(以下、まん防)が適用される見通しとなった。

「まん防」が適用されそうな3県の2022年1月6日の感染状況は、沖縄が過去最多となる981人の新規感染者を記録。国基準の重症病床使用率が32%。山口も感染者数としては過去最多となる181人(重症病床使用率は0%)、広島が273人の感染者(同4%)を記録した。

1月6日の感染者数としては、東京が641人、大阪が505人を記録していて、いずれも感染者がまた増加しつつある段階に入った。

今回、3県に適用されそうな「まん防」の期間は、2022年1月9~31日と想定されている。

これらにより、「Go To トラベル」は再開が遅れるコトがほぼ確実になり、少なくとも2月以降にずれ込む見込みになった。

再開については、感染状況を見極めて…と言う話になるが、大幅に遅れる可能性が出て来ており、年度内に再開がなされるかどうかも不明な情勢になりつつある。

感染症の戦いは繰り返しの続き

今回は新規の感染者数の増加は見られるけれども、重症者率はまだ低め。

重症防床使用率も、「まん防」が適用される見込みの沖縄は32%と高まっているけれども、その他の地域ではそこまで高まっている段階とは言えなさそうな情勢。

だが、政府としては後手に回る訳にも行かないと言うコトもあるのでしょう。

ただ最初に日本でのコロナ感染が拡大した際や、その後の第2波なんかは防ぎようもなかったように思うけれど、繰り返すなぁ…と言うのも、本音としては感じる部分。

いや、感染症との戦いなんて、元々、そんなモノで、小康状態になってはぶり返し…が繰り返されるモノなのでしょう。

いち早くワクチンの開発も進められましたが、これも重症化リスクを抑えるモノであり、あくまでも感染を防止するワクチンでもないですしね。

旅行の仕方が変わらないのに、Go Toは不要では?

まず今回の動きで気になるのは、どれだけ観光業界へ打撃があるのか…と言う点。

年末年始の交通機関は、久しぶりにやや活況を取り戻した感じはしますが、それでもコロナ禍以前と比べると、以前として弱含みな部分があった訳ですが、この先、2月に掛けては「Go To トラベル」があるのを見越して予約を入れている層も一定数はいるのかと。

その辺りの層が、キャンセルに向かうのかどうか。
そして、まだ予約を入れていないけれども、迷っている層が、旅行の自粛をするのかどうか。

これは一定の影響は避けられないでしょうが、既に、旅行に出掛けたいと強く願っている層は、「Go To トラベル」がなくても、出掛けるようになるような気がしますが…

どうでしょうね。

そして今度こそ、旅行の習慣が変わるのかどうか。

感染が小康状態になった段階で、10名を超えるような小団体での旅行を行なっていたり(別にこれ自体は禁止された話でもないし、ホテル側が受付をしている時点で批判されるコトでもないけれど)、ホテルや旅館などまでの移動中はマスクを着用しているけれど、館内に入った瞬間に無法地帯と化している層も、もう多々見受けられたのが、この年末年始だったように思う。

マスク未着用の人に対しては、スタッフの方が、都度、声掛けをしていたけれども、もう意識として“コロナ禍”であると言うのが、遠のいているんだろうな…と。

少人数での旅。
ピークを外しての旅。

そうしたコトは、もう一切、考慮されていないし、また元に戻ったな…と。

今のところ、宿泊施設などでのクラスター発生と言う話は聞かないけれども、この辺りも消費者側が変わって行かないとなぁ…と。

まぁ、食事処はパーテーションとかがしっかりと設けられている場所も多くなっているし、席も間引いて間隔を維持しているところも多いと思うけれど、マスクを外す大浴場では大声で話していたり、無意味に脱衣所で長居する層とかも見受けられて、“コロナ禍での感染防止マナーってなんだっけ?”と思ったりもしてしまう。

 

キツく言ってしまえば、消費者側の旅行動向が変わらない内は、もう「Go To トラベル」なんてやらなくて良いんじゃない?とすら。

まぁ、日本人って、熱しやすく冷めやすい民族性があると思うので、なかなかスグには定着しないのだろうし、“楽しんでこその旅”と言うのは、分かるんだけれども。

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