UAE、土日を週末に!週4.5日勤務へ変更へ!

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UAEの記事。
そう言えば、コロナ禍ですっかり止まってしまっているサウジアラビアへの旅行記。
ドバイに入る寸前のオマーンを出発するぐらいで止まっているんだよなぁ…
さすがにそろそろ書かないと…と思いつつ、まだ海外に気軽に行ける感じじゃないのに、書くのが虚しいのよね…

UAE、2022年から土日が週末に変更へ!

アラブ首長国連邦(UAE)が、2022年1月1日から、週末を土・日曜日に変更するコトを発表しました。

現在、UAEや湾岸諸国は、月の満ち欠けを基本にしたイスラム暦を基本的に採用しており、1週間は土曜日から開始になり、金曜日で終わり、その金曜日が集団礼拝の日になっている状態。

なのでイスラム教が多数を占めている国などで採用されているコトの多いイスラム暦と、西洋諸国で採用されている西暦との間では差異があるのが実情。

UAEの今回の決定は、これを改め、世界的に主流の西暦と足並みを揃えると言うコトになる。

これは恐らくですが、労働日を月~金曜日とするコトで、より外資を引き付けるコトが可能になると言うのが目的なのでしょう。

つまりは、宗教・歴史的な価値観などよりも、経済活動を重視したと言うコトと言えそう。

 

たださすがに集団礼拝などを行なう金曜日を完全に労働日として扱うコトには無理があるようで、金曜日は半休とし、週4.5日労働を採用するとのコト。

新しい勤務時間は、月~木曜日までが7:30~15:30まで。

金曜日が7:30~12:00までとなる形。

ってか、週4.5日勤務と勤務日数を週5日以下にすると言うのは、世界的にも珍しいケースのようには思いますね。

ただ今までもイスラム諸国以外の外国とビジネスをする企業の場合、月~木曜日にまとめて作業を進める必要があったので、その辺りの仕事に人からすれば、あまり変化はないのかも知れませんが。

民間ではどこまで徹底されるのか?

ってか、なぜ、いまこのタイミングで?と言う感じがしなくもない。

そもそも行なうor検討に入るのであれば、10月1日から開催しているドバイ万博の前だったようにも思うんだけれどもね。

そして金曜日が半休日で週4.5日労働。

と言うコトは、役所系などはこれに合わせて…と言うコトになるでしょうから、それはそれで面倒な気はしますけれどもね。

旅人として言えば、イスラム暦を採用している国に、VISA取得のために大使館に行くコトは、そうナイとは思うのが、救いだけれども(サウジアラビアとかもコロナ禍前でもe-VISAでしたしね)。

そして、そもそもUAEは出稼ぎ労働者が多くを占めるようなお国柄。

どこまでこの労働日が徹底されるのだろうか…とも。
そうした人にも、4.5日労働日と言うのが適用されるのかな?

それでいて給与が変わらないのであれば、良いのですが、そもそも民間で外国と取引があるような業態じゃない場合、どこまで勤務時間なんかは変わるのでしょうね(サービス産業とか…)。

結局、習慣なだけでどうにでもなる?

ただそれでもかなり思い切った措置だな…と言うのは、事実。

何と言っても曜日と言うのは、それぞれの生活に密接に関わっているモノですからね。

…と思ったけれども、日本だって西暦を採用し始めたのは、そんなに昔の話ではない。

土曜日だって、つい最近までは、労働日だったコトも記憶にはある人は多いでしょうし、そもそも学校だって、土曜日は短縮授業なだけで授業があり、週休2日と言う概念が広く一般的になったのなんて、ホントについ最近ですからね。

やろうと思えば、できる話なのかも知れない。
もちろん、多少の混乱はあるのでしょうが、頭の中で考えている以上には、難しくないのかも知れない。
少なくとも、休日の時間が、今回のケースだと増える訳ですしね。

ただ単に習慣の問題なだけで。

でも、日本みたいに宗教と曜日が絡んでいない国だと、そこまで問題は起きないのかも知れませんが、イスラム諸国のように、“曜日と礼拝”が密接に絡んでいる国や地域だと、やはり簡単な話じゃないようには思ってしまうけれど。

まぁ、それができるのも、世襲の首長による絶対君主制と言う政治体系による統治だからなのかも知れないけれど。

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