年末年始。
そろそろ、そんな単語が頭をちらつく10月。
今年も早いもんで、月が二桁になっちゃったなぁ…
どこに行く訳でもないままに…
5年ぶりに静岡~新千歳線運航再開!
静岡と名古屋(小牧)をベースにする「フジドリームエアラインズ」(FDA)が、冬ダイヤ初日に当たる2021年10月31日から、静岡~新千歳線の運航を開始するコトを発表しました。
同路線は、2016年10月に運休になった路線で、約5年ぶりの運航再開と言うコトになります。
ひとまず運航スケジュールは、こんな感じ。
JH163 静岡11:10→新千歳12:55
JH164 新千歳13:55→静岡16:00
使用機材は、1クラス76席仕様のエンブラエル170型機もしくは、84席のE175型機。
FDAは静岡~丘珠線を夏季限定路線として10月30日まで運航している状態ですが、新千歳線の就航で静岡~札幌線が通年運航化されるコトに(来年度の丘珠線については、運休発表はされていないので、継続運航が前提なのだとは思います)。
静岡空港発着路線は、出雲・福岡・熊本・鹿児島線に続く路線。
新千歳空港発着路線は、山形・松本線に続く3路線目と言うコトになります。
丘珠線と似ている運航スケジュールだが…
運航スケジュールとしては、静岡発が昼前。新千歳発が昼終わり発。
ビジネスであっても観光であっても、やや使い勝手は悪そうな運航スケジュールですね。
しかも夏季運航路線の丘珠線は、原稿の運航スケジュールだと、静岡発が11:45。丘珠発が14:10。
見事に被っている感じですね(その他に今年は、繁忙期に静岡09:35発・丘珠17:10発が運航されていましたが)。
それだけ需要が堅調だと言うコトなのか。
夏季限定路線と言えども、丘珠線と共倒れにならなければいいけれど…と、つい思ってしまいますが、数少ない機材を運用するとなると、間合い運用と言うコトで、スケジュールが似た形になってしまうのは仕方ないのでしょうね。
実際には松本線も通年運航の新千歳線と夏季限定の丘珠線があるので、静岡発着も同様に共存して行くと言うコトなのでしょう。
まぁ、実際に運航が被るのは次の夏ダイヤと言うコトになるので、その時には丘珠線のスケジュールを変えて来る可能性はありますが。
春まで就航記念運賃を5,000円で設定!
で、就航記念運賃も同時に発表になりました。
片道1人5,000円。
これは結構、狙い目ですね。
しかもこの記念運賃ですが、2022年3月26日まで、一部期間を除いて設定されると言う太っ腹さ。
恐らく年末年始や連休が対象外なのでしょうが(2022年1月10日搭乗分までは10月1日から発売済み。1月11日以降搭乗分については2021年10月下旬より発売開始予定)。
コロナ禍で需要が激減している状態。
既存路線を維持するだけでも厳しそうな感じなのですが、その中でコミューターエアが新路線。
いくらバックに鈴与グループがいる「フジドリームエアラインズ」と言えども、簡単な話ではないように思います。
しかも新路線ではなく、1度、運休した路線の運航再開ですからね(そう言えば、IBEXもコロナ禍で新路線を開設していましたが、やっぱりフットワークが軽いってコトですかね?)。
なんとか今度は息長く続く路線に育って欲しいモノですが…
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