ピーチ、運賃値上げへ!
ここ最近、色々な商品が値上げラッシュ。
なんならラーメンとかも値上げを検討している場所が多いとのコトだが、旅行業界も同様。
燃油サーチャージが昨日(6月1日)から改定されて、全面高状態だけれども、鉄道業界では近鉄などが値上げを発表していたりする。
で、今度はANA傘下のLCCである「ピーチ」が、2022年6月7日22:00以降の販売分から、運賃や手数料などの改定を発表しました。
具体的な運賃の改定幅は、路線によって異なるので、一概には言えないけれども、こんな感じ(詳しくは、コチラから)。
運賃タイプ | 値上げ幅 | 値上げ率 |
シンプルピーチ | 0~3,500円 | 2.2~22.0% |
バリューピーチ | 0~3,400円 | 2.2~15.6% |
プライムピーチ | 80~3,480円 | 2.3~13.7% |
値上げ幅は、どちらかと言えば、一番運賃が安いシンプルピーチの方が、元が安い分、値上げ率が高くなると言う感じ(まぁ、当たり前だけれど)。
ただ2.2%の値上げはそこまで高くなった感じはしないだろうけれど、22%の上げ幅と言うのは、かなり…な気がしてならないのだけれど。
元がLCCなので安めに設定されているから、率にすると高くなると言うのもあるのだろうが。
手数料もそれぞれ値上げ!
運賃以外にも各種手数料も値上げが発表になっています。
ピーチの場合、予約方法によって手数料が異なり、インターネット<コンタクトセンター<空港カウンターの順に手数料が高くなる感じになっているが、ひとまず、一般的なネット予約での主な手数料は、以下の通り(国内線の場合)。
手数料 | 現行 | 改定後 | ||||
シンプル | バリュー | プライム | シンプル | バリュー | プライム | |
支払手数料 | ||||||
カード*1 | 600円 | 640円 | ||||
モバイル決済 | 600円 | 640円 | ||||
コンビニ払い | 670円 | 690円 | ||||
その他手数料 | ||||||
変更手数料 | 3,300円 | 無料 | 3,500円 | 無料 | ||
取消手数料 | 不可 | 1,100円 | 無料 | 不可 | 1,100円 | 無料 |
座席指定料 | ||||||
スタンダード | 590円 | 無料 | 690円 | 無料 | ||
プレジャー | 690円 | 無料 | 740円 | 無料 | ||
スマート | 890円 | 無料 | 990円 | 無料 | ||
ファスト | 1,390円 | 1,490円 | ||||
受託手荷物料金 | ||||||
1個目 | 1,800円 | 無料 | 1,950円 | 無料 | ||
2個目 | 1,800円 | 無料 | 1,950円 | 無料 | ||
3~5個目 | 1,800円 | 1,950円 | ||||
手荷物優先返却 | 500円 | 600円 |
*1|Amexブランドはモバイル決済と同額
基本的に、区分の仕方自体には変化なし…と言う感じですが、軒並み、ほとんどの手数料が値上げされると言う感じですね。
なんだかんだと結局、片道400円ぐらいは値上げになる人が多いのでは?と言う感じでしょうか(座席指定+受託手荷物で)。
となると、運賃の改定と合わせ、往復すると、そこそこの値段の上げ幅になるような気がしてしまいますね。
購入前に、合計金額をしっかり確認!
これらは2022年6月7日22:00以降に購入した航空券に適用されるので、ひとまずそれまでに!と言う感じですが、これ以前に購入した場合でも、新たに6月7日22:00以降に各種手続きをする場合は、新しい料金が適用されるのは注意点でしょうね。
コロナ禍で経営状態も芳しくなく、さらに燃油がバカ高くなっている中で、仕方ないのかな…と思う部分もあるのだけれど、個人的にはひとまず「支払手数料」は無くして欲しいな…と思う。
現行でもクレジットカードで購入して片道600円。
往復で1,200円。
じゃ、現金で買えるの?と言う訳でもないし、その他の決済方法だとより手数料が高いし。
もう0円で購入出来ないのだから、支払手数料は運賃に込みにするべきじゃないのかな…なんて思ったり。
結局、安いからLCCを利用する訳だけれども、なんだかんだプラスすると、トータルだと今でもスカイマークの方が安かったりするし、そもそもセール期間で買えば、JAL/ANAだってそう大差がない場合もあるし…
ま、それでも使うんですけれどもね。
ただこれからはよりトータル金額をしっかりと吟味する必要がありそうですね。
コメントを残す