春秋航空日本、冬ダイヤ国内線は、週末運航のみ

国内線は週末・ハルビン線は日曜のみ

成田を拠点にしているLCCの「春秋航空日本」。

その名前の通り、中国のLCCである春秋航空の日本法人ですが、2020年10月25日からスタートする冬ダイヤの航空券を発売しました。

が、これがコロナ禍の影響を色濃く反映したダイヤで、3路線ある国内線は、2020年12月25日まで週末のみのそれぞれ週2往復。

中国行きの6路線ある国際線は、1路線のみの運航で、こちらは週1往復と言う大減便と言う有り様。

元々、「春秋航空日本」は、運休・減便を他の航空会社よりも厳しく行っている状態で、ほぼ現状もほぼ週末のみ稼働な訳ですが、年末前までそれが継続と言うコトになります。

路線曜日路線曜日
成田09:30→広島11:10広島11:50→成田13:10
成田17:55→広島19:35広島20:15→成田21:35
成田12:30→佐賀15:00土日佐賀15:40→成田17:15土日
成田07:40→新千歳09:15新千歳09:55→成田11:40
成田14:45→新千歳16:35新千歳17:15→成田19:00
成田07:00→哈爾浜08:55哈爾浜09:55→成田13:45

*国内線は10月25日~12月25日まで・国際線は3月27日まで

かなりシビアに削って来たと言う感じ。
飛ばすだけ赤字になると言う判断なのでしょうね。

下手に発売を開始して、運休させるよりも、利用者的にも予め、ほぼ運休なのだから、ある意味、親切だとは思いますし。

ただ…

ここまで削ってしまうと、日銭すら入ってこないと言う様な状態になる訳ですし、元々、国内線は3路線のみで、路線数も多くはなかったですし、赤字状態が長らく続いている(と言うか、黒字決算は1度もない)ので、中国の親会社からの補填がなければ、完全に債務超過になっているでしょうし…

どこまで耐えられるのか…と言うような状況でしょうね。

それは恐らく、他の航空会社も同様ではありますが。

なお、12月26日以降の運航体制については、決定次第、発表するとのコト。

シルバーウィークも1日1往復に

また9月のシルバーウィークの期間中である2020年9月19日~22日までも、成田~新千歳・広島線の2路線で追加の減便を発表しています。

元々は、この期間の両路線は、1日2往復体制での運航予定でしたが、両路線共に1往復に。

これによってシルバーウィーク期間中は、国内線3路線共に1日1往復での運航体制となります。

繁忙期にあたるシルバーウィーク中の減便と言うコトで、やはり相当、予約状況が宜しくないのかな…と言うのが、正直な感想ですね。

お盆期間中も、前年実績の14.4%で搭乗率は前年差異で61.6ptダウンの27.9%。

LCCの中でもダントツに数値が悪い(エアアジア・ジャパンは盆休み期間中の集計未発表)。

使いたいけれど、飛んでいない。
使いたいけれど、便が少なすぎる。

そんな悪循環にならなければ良いのですが。

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