JR九州、GW期間中の在来線特急を全便運休!

在来線特急の全便運休!

2020年4月16日に新型コロナウイルス感染拡大に伴う「緊急事態宣言」が全国に拡大されたコトを受けて、JR九州が、ゴールデンウィーク期間中の5月2日~6日の間、全ての在来線特急を運休するコトを発表しました。

既に、「ハウステンボス」「ゆふ」「かいおう」の3列車については、期間中、全便の運休が発表になっていましたが(期間中、合計140本)、今回はそれに加え、在来線特急の全てを運休すると言う発表。

新たに全便が運休するのは、

・かもめ
・みどり
・ソニック
・きらめき
・にちりん
・きりしま
・ひゅうが

の各列車で、期間中、合計で1,262本が運休になります(今回の追加分は875本)。

また車両運用の都合により、前日の5月1日の

・かもめ45・103号
・みどり30号
・ソニック102・201号
・きりしま82号

の各列車の運休も発表になりました。

現時点で、九州新幹線については減便止まりで、運行は継続される予定ですが、ゴールデンウィーク中にJR九州を利用する計画のある方は、再度、最新の情報を入手されるコトをおススメします。

手数料無料で払い戻し可能!

JR九州からの発表によると、今回の措置は、不要不急の帰省・旅行など、県を跨いで移動するコトを避ける様に要請があったコトを踏まえた措置。

確かに不要不急の外出を避ける様にするには、これが一番、効果があるのかも知れない。

それは事実。

下手な減便では、他の列車への集中を招く恐れがある訳で、逆に感染リスクを高める可能性が残るのに対して、特急列車の全便運休となると、一気に不要不急の遠出を避けられる効果は高そうな感じがある。

ゴールデンウィークと言えば、やっぱり鉄道会社からすれば稼ぎ時であるコトには、間違いがない訳で、今回の措置は、かなり英断と言うか、思い切った策だと言えるかと。

そもそも外出の自粛が広がり、鉄道会社の経営は厳しさを増している最中であるから、少しでも収入を確保しておきたい所だろうけれど。

ただそもそも今年のゴールデンウィーク期間中の特急列車の予約率と言うのは、前年度からすれば激減と言う状態。

そうしたコトも、JRの決断には影響しているかも知れませんが。

運休の為に旅行を見合わせる場合は、手数料なしで払い戻しの対応が可能で、運休となる列車の指定席を既に予約済みの場合も、指定席の変更を行うコトが出来るとのコト。

また今後の状況次第では、さらに追加の運転計画が発表される可能性もあるので、前後でJR九州を利用する予定のある場合は、最新の状況を各自で確認して貰いたい所です。

 

ゴールデンウィーク明けも、どうなる?

大井川鐡道の井川線が全便運休していたり、新幹線や在来線の臨時列車の運休であったり、土日の減便ダイヤ実施など、あまり減便がなされない鉄道業界ですが、ついにJRが通常列車まで運休に…と言うのが、正直な感想でしょうか。

ゴールデンウィークならば、通勤や出張での利用も減り、主に帰省・旅行での利用になるので、決断をしたと言う形なのでしょうが。

逆に言えば、ようやくか…と言う感じもしますけれどね。

海外と比べると、まだまだ日本は自粛は叫ばれているけれども、外出・遠出がしやすい環境が残ったままと言うのが現実だったでしょうから。

荒療治とは言えますが、JR九州の対応を受けて、他の公共交通機関がどう動いていくのか…は気に掛かる所ですが、ホント、早くこのコロナウイルスの感染拡大が収縮して貰いたい所。

またゴールデンウィーク明けの鉄道業界の動き方も、気に掛かりますね。
こちらは期間中の初期の時点で、緊急事態宣言の解除や緩和への動きがあるかどうか…と言うのが、焦点にはなるでしょうが。

その為にも今は、“Stay Home”ですね。
それが次の旅に繋がる一番の近道です。

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