追記アリ|JAL、羽田空港北ウィング閉鎖で南ウィング集約へ!

JAL、減便拡大で北ウィング閉鎖!

「新型コロナウィルス」の感染拡大に伴い、減便・運休を相次いで行っているJALですが、2020年4月17日より、使用している羽田空港の北ウィング2階の出発エリアを閉鎖するコトを発表しました。

この措置に伴い、北ウィングのカウンター・保安検査場・ラウンジなどが閉鎖され、南ウィングへと集約されるコトになります。

元々、JALの羽田空港の使用方法は、

・北ウィング:北海道・東北・北陸・東海・近畿地方方面
・南ウィング:中国・四国・九州・沖縄地方方面

と、方面別に出発するウィングを分けているのですが、4月12日~19日に掛けての減便率が国内線でも49%に達し、需要が激減しているコトを受けて、南ウィングへと一本化するとのコト。

4月19日までの減便状況では、期間中、3,317便がJALグループとしては減便になり、1日平均にすると、415便。

羽田~福岡線は、1日最大12往復での運航だったのが、6往復に半減。
羽田~新千歳線は、1日最大11往復での運航だったのが、6往復に激減する予定。

新型コロナウイルス関連肺炎の影響に伴う2020年度夏期ダイヤ期間における国内線の対応について(Rev.5) | プレスリリース | JAL企業サイト

(広報メモ) 新型コロナウイルス関連肺炎の影響や、緊急事態宣言による感染拡大防止のための外出自粛などが継続されることに伴い、ご利用のお客さまのさらなる減少が見込まれることから、2020年度夏期ダイヤ期間における2020年4月12日(日)~4月19日(日)分の追加減便を実施いたします。なお、対象便のご予約をお持ちのお客さまへは代替便をご用意しております。 …

 

因みに、これまでのJALの国内線の減便・運休状況を見てみると、3月6日~28日の1日平均減便数が112便。
3月29日~4月4日の1日平均減便数が、167便。
4月5日~11日の1日平均減便数が313便。
減便される便数が、着々と増えているのが分かります。

一応、この先、4月19日~25日は1日平均で231便、4月26・27・28日は196便と、やや減便数を減らしていますが、この分だと追加の減便措置が取られてもおかしくはない状況かと。

寧ろ、今回の北ウィング閉鎖は、追加減便の当面の恒久化に向けた動きなのかな…と思えるぐらいですが、仕事などでJAL便を搭乗される予定の人は、最新の情報をしっかりと確認されるコトをおススメします。

また今回の北ウィング閉鎖は、あくまでもカウンターなどがあるエリアの閉鎖と言う形。

羽田空港の搭乗ゲートが閉鎖される訳ではないので、南ウィングで搭乗手続き・保安検査を行って、北ウィング側にある搭乗ゲートからの搭乗と言うスタイルも有り得そう。

つまりは、いつもよりも空港内での移動がプラスになるコトも有り得そうなので、いつもよりは少しだけ時間にゆとりを持っていた方が良さそうです。

国内線の特別対応は、5月6日搭乗分まで実施中

なお、JALでは手数料を徴収せずに航空券の変更や払い戻しに応じる特別対応を実施しています。

国内線の場合、現在は、2020年5月6日までの搭乗期間が対象になっています(国際線は5月31日までの搭乗分が対象)。

5月7日以降の搭乗分に関しての特別対応の有無は、現時点では未定です。

新型コロナウィルス拡大に伴う国内線航空券の特別対応について – JAL

Webサイトから操作いただけない航空券の払い戻しはこちらからもお手続きを承ります。 専用受付フォームより対象条件をご確認のうえお申し込みください。 現在、JALお問い合わせ窓口(電話・メール)が混雑し対応に時間を要しております。 変更・払い戻し期間内であれば便出発後でもコールセンターにて変更・払い戻しの手続きが可能です。変更・払い戻し期間、運賃による取り扱いの詳細はこちらをご確認ください。

国内線の全ての航空券(国内線特典航空券・ツアー航空券など運賃種別は問わず)が対象になっています。

お問い合わせ窓口(電話・メール)も用意されていますが、混雑に伴い、対応に時間が掛かっているので、出来る限り、利用出来る環境にある方は、WEB上から行なう方がベターかも知れませんね。

因みに、旅行会社などから航空券を手配されている方は、手配した旅行会社での対応になります。

 

ついにJALは羽田空港のウィングまで半減に…

こんなコトって、今までにあったのだろうか…と思う事態ですが、既にそう言う状況にあると言うコト。

経営再建後のJALは、繰延税金などの効果もあって、比較的、財務状況は良好と言われていましたが、それでもここまでの状況になると、さすがにJALと言えども、厳しさが出て来る形でしょうね。

この春からは、羽田空港の拡張に伴って、攻めの経営に転じると言う矢先だっただけに、大きく出鼻がくじかれている状況。

早くこの未曽有の状況が解消されるコトを願うばかりですが…

Stay Home.
Keep Distance!

今は、家でゆっくりしましょう。

追記|7月1日~全面再開へ!

JALは、政府が県を跨ぐ移動の自粛を2020年6月19日に解除する方針であり、それを受けて、国内線の航空需要がある程度、改善していくコトを想定して、7月1日から、羽田空港第1ターミナルの南ウィングのみでの運営を解除し、北ウィングも使った全面運営の再開を決定しました。

ようやくここまで来たな~と言う感じですが、少しでも需要が回復するコトを、願わずにはいられないですね。

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