中国西部航空、日本初就航!
中国のLCCである「中国西部航空」が
・関空~鄭州
・関空~重慶
の2路線を、新規で2019年11月26日に開設するコトを発表しました。
鄭州線も重慶線も、共に週3往復での運航を予定しており、「中国西部航空」の日本への就航は、この関空線で初と言うコトになります。
共に運航スケジュールも発表されていて、以下の通り。
■関空~鄭州
PN6426 関空23:55→鄭州04:10(翌日着) 火・木・土曜運航
PN6425 鄭州17:05→関空20:00 火・木・土曜運航
■関空~重慶
PN6228 関空21:00→重慶02:10(翌日着) 火・木・土曜運航
PN6427 重慶19:15→関空23:00 火・木・土曜運航(火曜は20分早発)
使用機材はエアバス社のA320型機で、ビジネスクラス6席とエコノミークラス180席の2クラス合計186席で運航予定。
まぁ、ビジネスクラスと言っても、シーと配列を見る限り、横3列シーツみたいなので、あまり過度に期待は出来ないのかな…と言う気はしますけれども。
中国西部航空って?
さて、この「中国西部航空」。
重慶をメインにしつつ、それ以外にも鄭州などから中国国内へ路線網を広げている航空会社。
ただ国際線は、今回発表になった関空線以外は、烏魯木斉~重慶~プーケットへの1路線のみなので、なかなかご縁がある人は多くないのかも知れませんし、中国に行かない限り、ほぼ機材も見れない航空会社。
一応、過去にはシンガポール線なんかも運航していたみたいなんですけれども、現状は、もっぱら、国内線専業に近い状態です。
中国の航空会社としては4番手に位置している海南航空グループの航空会社です。
就航が発表になった日本路線以外では唯一の国際線であるプーケット線は、重慶発が18:45で、プーケット着が21:50。
復路はプーケット発が23:00で、重慶到着が02:55(翌日着)の週4往復。
乗継の便はあまり良くないので、さすがに「中国西部航空」でプーケットへ…と言う選択肢はなさそうなので、乗り継ぎで使えるのは、中国国内線のみになりそうですが、日本路線は、往復共に時間的には現地に未明着なので、乗り継ぎはしやすそうなイメージ(疲れそうな時間でもありますが)。
中国西部航空の手荷物・機内食・座席指定は?
荷物は機内持ち込みは40cm×30cm×20cm以内で、7kgまでは国際線は無料。
受託手荷物については、エコノミークラスだと予約クラスがV/N/Q/P/A/U/T/Zは10kgまで。予約クラスがY/B/H/K/L/M/Xだと20kgまで。
ビジネスクラスだと30kgまでが許容になっており、チェックインカウンターで超過分を払うと、1kgの超過に対して460円(搭乗口の場合は、11,000円)。
搭乗口での超過支払いでいきなり値段が高くなりますが、それ以外については、結構、優しめな感じがしますね(上記はいずれも日本路線のケース)。
機内食に関しては、3種類ばかり、用意がなされているみたいで、32中国元~。
ただオフィシャルWEBサイトだと“\マーク”になっていて、\32と言う表記になっているんで、とってもややこしい。
ってか、思わず「32円で食べられるの?」と思ってしまいましたが、そんな訳、ナイですよね(笑)。
機内エンターテイメントとかは特にないですが、まぁ、往路は深夜便ですし、寝るだけでしょうし、そもそもそこまで距離のある路線でもないから、まぁ、特に問題はないかな…と。
座席指定については、日本路線の記述がまだ見当たらない感じなのですが、
・前方2~3列目:Comfortable Seat→80中国元
・その他普通席:Ordinary Seat→30中国元
・後部中間座席:Favoured Seat→1中国元
になっています。
気になる1中国元で座席指定が可能な「Favoured Seat」ですが、後方の28~30列の中間列になるみたいなのですが、ココを指定するする人って、どれだけいるんだろう…
まぁ、片側3列シートなので、両隣のどちらかと一緒に予約するとか以外、あまり考えられない気がします。
現時点では窓側も通路側も、座席指定料金は一緒の様なのは、まだ良心的なのかな…と言う気はしますね。
座席指定料金も、470円弱ですし。
いきなりの2都市からの就航。
LCCだし、値段も抑えられている航空会社なだけに、これからどれだけ路線網が増えて来るのかは、楽しみな所ではありますね。
特に国際線網はまだまだですが、国内線については、結構、充実もしていますし、中国西部エリアは、日本からの直行便だと、まだ路線数が充分ではないエリアでもありますし、そもそも日中間ってLCCが実はそう多く飛んでいないので、選択肢が増えるのは助かりそうです。
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