Go To トラベル、東京は高齢者などへ自粛を求める!

東京は高齢者と基礎疾患有の方に自粛!

既に「Go To トラベル」事業では、札幌市ならびに大阪市を目的地とする旅行については、新規の予約が一時停止になっており、両市在住の方による旅行については自粛要請が出ている状態ですが、同じく感染者が増えている状態の東京都についても動きがありました。

東京都の場合は、東京都を目的地とする旅行と、東京都の在住している方の旅行について、高齢者や基礎疾患を抱えている方は、新規・既存の予約を問わず、2020年12月17日24:00までに出発する「Go To トラベル」事業を利用した旅行について、控えるように自粛を要請すると言うモノ。

コロナウイルスの感染リスクが高まるとされる65歳以上の高齢者ならびに基礎疾患を抱えている方が対象と言うコトで、先行した大阪・札幌市とはまた異なる対応と言うコトになります。

既存の予約については、2020年12月17日24:00までの旅行の内、12月13日24:00までに事業者に対して高齢者などである旨を“自己申告”するコトで、無料キャンセルが可能で、同行者の中に、高齢者などが含まれている場合のキャンセルについても、予約全体のキャンセル料無料の対象になるとのコト。

もうはっきりしなさすぎ。

なんとも…
また…

歯切れの悪い…と言う感じがしなくもないですね。

対象者を限定すると言う点に加え、そもそもこの段階でも、あくまでも旅行自体は自粛の要請であると言う2点で。

ダメならダメでスパッとして欲しいし、その期間の旅程は不可と言い切って欲しい感じがしてしまいます。

第3波が襲来している状態なのだから、ココで一時停止します!と言い切ったとしても、問題にはならないように思うのですが、そもそも“エビデンスがナイ”“Go Toで感染拡大したら責任問題”と言い切っていただけに、過去の発言との整合性が取れなくなると言うのを恐れたのか…なんて、つい勘繰っちゃいたくなるレベル。

もちろん、経済を回すと言うコトは重要な話。

最大の人口を抱え、日本の経済の中心でもある首都・東京を全面的に対象がにしてしまうと、その余波も大きいと思ったのでしょうし、それもまた事実だとは思う。

だけれども、健康体であって生きていればこその経済なんですけれどもね、と言いたくもなります。

ま、結論から言えば、政府云々ではなく、しっかりと自分で考えて行動しなさいって話なんだけれど。

Go To は期間延長も視野に?

そして、このタイミングで「Go To トラベル」事業の6月末までの延期と言う発言も。

延長する場合は、割引率を抑えると言う方針がありそうだけれども、この第3波の中で、とにかく今の政府与党は、学習しないタイプらしい。

まだ正式な発表が出ていないから、何とも言えない側面はあるけれど、結局のところ、

・繁忙シーズンのゴールデンウィークを含む必要はない
・大人数の旅の対象外

このぐらいしないと、結果的にまた第4波が来て、右往左往するだけのような気がしてしまうんだけれど。

特にゴールデンウィークは、対象に含める必要は皆無だと思うんだけれどもね。
結局、コロナ禍であっても日本の企業習慣は変わっていなくて、人と同じタイミングでしか休みが取りにくいままで、密を招くだけで、そこにコロナ禍の下での“新しい旅のスタイル”の提案なんて、ほぼ皆無なんだから。

観光地内やホテル内は確かに密を避ける為に、精一杯のコトをしていると思う。

だけれども、それ以外のところで人が溜まってしまう結果になるだけ。
そのコトでクラスターが発生したと言う報告はナイのだろうが、やはり避けられるなら避けるべきだし、それを政府が後押しするのは、違う気がするんだけれど。

年内にひとまず小康状態になるのか。

なんかそんな気配を一切、感じないんだけれど、また気軽に旅が出来る日は、ホントに来るんだろうか…

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