個人的に夏に入ると出張が多くなるのですが、今年は8月に入ってから怒涛の様に自宅にいない状態が続いていたりします。
んで、ようやくホッと出来る日になったら、香港国際空港が、空港で行われているデモの影響で、全てのフライトが欠航になっていたり…と、大きな出来事に。
香港の空港で大規模デモ!全てのフライトが欠航に!
デモの発端は、中国本土への犯罪容疑者引き渡しを可能とする「逃亡犯条例改正案」。
この法案の改正案の完全撤退を目指すデモだが、親中派の林鄭月氏(以下、キャリー・ラム氏)行政長官の辞任を求めるデモへと拡大したと言う流れ。
改正案に反対するデモがどうして空港内で行われたのかと言えば、結局の所、空港内では警察側が催涙弾を容易に使えないと言うコトから、比較的、安全にデモ活動が行える場所と言うコトが大きい様です。
香港で大規模デモ発生!その理由は?
香港で、12日、市民が立法会(議会)や主要道路を塞ぎ、抗議デモを行った。 警察はそれに対し、催涙ガスやゴム弾を使用して対応すると言う事態に陥った。 発端は2018年に遡る。 香港人の若い女性が、旅行先の台湾で殺害されると言う事件が発生した。 …
成田空港が発表している数値だと、今年のお盆の出国ピークは8月10日。
帰国のピークは8月17日。
辛うじてピークとは重ならなかったモノの、日本からもそう遠くない香港なので、影響が出た方も多いのでは?と。
また香港にまで辿り着いたはいいが、帰国出来ないと言う状態もあり得る話。
今回の記事では、その対処法を考えてみたいな…と。
空港が閉鎖されると言うのは、かなりの事件なので、そこまで参考になるケースは多くないかも知れませんけれどもね。
まずは正確な情報を入手するコトが全て!
まずは旅行への影響を避ける為に、最新で正確な情報を入手するコト。
これに尽きます。
ぶっちゃけ、日本大使館などに行っても、情報の供与は行ってくれるのですが、日本大使館に行った所で、最新で正確な情報が手に入らないと言うのが、痛い所。
空港まで行くべきなのかどうか。
行くまでのアクセスや、空港内の治安や情勢がどうなっているのか。
つまりはその判断をする為の情報を手にすると言うのは、何よりも大切なコトなのだと。
さらに空港へ向かう前にフライトの発着状況を確認するコト。
その国の航空会社でなければ、基本的には折り返し便な訳だから、折り返す前の便が定刻通りに出発しているかどうかも見ておくと良いのかも。
航空会社の中には、最新状況をメールやSMSで受け取れる様にしているので、連絡先の登録をしっかりしておくのも忘れたくない所。
それはアプリでも大丈夫だけれど。
普段、こう言う公式からの連絡って、あまり必要ない感じがあるけれども、やっぱり何かしらの情報と言うのは、“公式”が一番正しい訳ですからね。
空港までのアクセスが怪しい時は、市内の航空会社のカウンターがどこにあるのかを調べておくのも良いかも。
旅行会社じゃなくて、自分が搭乗する航空会社の市内カウンターならば、比較的新しく、正しい情報が手に入るので。
とにかく“正しい情報”を手に入れる。
それが海外にいるとなかなか難しいんですよね、実際の所。
別の空港を使うのもアリ
また旅程に余裕がない場合は、自腹にはなってしまうけれども、近隣の国際空港やその都市に2つの空港があるかどうかチェックしておくのも良いと思う。
今回の香港であれば、マカオ・広州・深圳がその対象になるのだと思うけれど、何気に近くに国際空港があると言う場所も多いので、“絶対にこの日までに帰っていないとダメ”と言う人は、さっさと出国地を切り替えると言う選択肢があると言うのを、頭の中に入れて置くと、動き方が変わって来る様な気がします。
2つの空港を持っている様な大きな都市だと、もう1つの空港に行けば、どこかしらに飛べたりしますからね。
日本まで帰って来れなかったとしても、ソウルの仁川とかに飛べれば、日本まで帰って来れますし。
空港までのアクセスが閉鎖になったら…
個人的には、かつて南米のボリビアで全土的なデモ・道路封鎖に遭遇したコトがありました。
ちょうど帰国日まで長引いたのですが、空港のあるラパスは、運悪く谷底に広がる都市なので、山の上の出入り口など数カ所を閉められてしまうと身動きが取れなくなると言う状態。
航空会社に確認するモノの、空港の運営には支障がないとのコトで、定時運行。
大使館に行くと、とりあえず安全にして…と言う感じでしかなく。
懇意になった人の信頼出来るドライバーを紹介して貰って、抜け道を走りまくって何とか空港に辿り着いて、予定通りの便で帰国するコトが出来ました。
やっぱり正しい情報。
それがあるから対処法が練れるんですよね、やっぱり。
でも…
空港が閉鎖されると、ホントに身動きが取れなくなっちゃうのも事実。
デモを行うコトは否定しないし、空港でデモを行うコト自体が、国際社会への大きなアピールのも事実ではありますけれども…
香港も早く解決すれば良いのですけれどもね。
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