元大統領の汚職→逮捕状→立てこもり…と言う感じで、ブラジルの政治状況が、この2,3日で話題になっていましたが、ひとまず、ルラ元大統領が、鉄格子のナイ豪華な独房へと移動したコトで、ちょっと収束する感じになるのかな。
まぁ、簡単にいかないのも南米何でしょうけれどもね。
ブラジルで、黄熱病の被害が広がる
秘かにブラジルで黄熱病の感染者の拡大が広がっている。
2017年7月~2018年4月3日までの感染者は1127人と発表され、そのうち、328人が死亡したと発表が出ていて、州別の患者数は、
・ミナス・ジェライス州477人(死者148人)
・サンパウロ州455人(同115人)
・リオ州188人(同63人)
・連邦直轄区1人(同1人)
・エスピリトサント州6人(同1人)
になっていて、感染者数は、前年同期が691人だったので、63%も増えており、死者数で見ても、49%増えている(ただ人口10万人当たり感染者数は予防接種の実施などもあり、減っている)。
一番、感染者が多いのは、ミナス・ジェライス州で、ベロ・オリゾンテのある州ですが、発生していて感染者が多いトップ3の州を見ても、サンパウロ・リオ州と、ブラジル南東部の州に偏っている感じです(5位のエスピリトサント州もリオの北東部にある州ですし)。
ブラジルから来るとイエローカードが求められる国も!
2018年1月には、WHO(世界保健機関)が、これまで黄熱ワクチンの接種推奨地域ではなかったサンパウロ州全域を推奨地域にしており、サンパウロ市に訪れる人も、黄熱病の予防接種が推奨されている次元になっているのですが、これを受けて、中南米の国々の中でもブラジルからの訪問者に対して、黄熱病の予防接種を受けたコトを証明するイエローカードの提示の義務付けがなされています。
具体的に、現時点でブラジルからのイエローカードの提示を求めているのは、
・アルバ
・エルサルバトル
・キューバ
・キュラソー
・グアテマラ
・コスタリカ
・ニカラグア
・バルバトス
・パナマ
・ベリーズ
・ホンジュラス
・エクアドル
・コロンビア
・パラグアイ(バイーヤ・リオデジャネイロ・サンパウロ・エスピリトゥサント各州からの入出国者が対象)
・ボリビア
の各国になっていますが、周辺国家を含め、ブラジル以後に北中南米の各国を訪れる方は、各自で最新情報を確認して下さい。
[amazonjs asin=”4166602837″ locale=”JP” title=”旅と病の三千年史―旅行医学から見た世界地図 (文春新書)”]ボクはラパスでイエローカード取得しました!
そう言えば、いつの間にかにブラジルってイエローカード、不要になってましたよね。
かつては(提示は求められなかったけれども)必要とされていたので、ボクのイエローカードはボリビアのラパスで取得したモノだったりします。
しかも、摂取した当時は10年有効だったのですが、今や永年有効になったので、摂取し直す必要がなくなったので、ボクのイエローカードは永遠にラパス発行のモノだったりします。
因みに、ボクが取得した場所は、ラパスのこの病院です。
バスターミナルからもスグの場所で、市内からだとちょっとビミョーな位置関係だったりしますが、特に予約なども必要なく、しっかりと針も交換してくれていたので、安心でした。
当時で約10ドル。
黄熱病って日本で摂取すると金額がバカにならないので、海外で摂取しておきたいモノ。
バンコクで摂取する人が多いかとは思いますが、黄熱病が流行る地域ならば無料で打てたりもするので、わざわざ横に倣えで、バンコクにて摂取する必要はないかとは思いますが(空路で飛びまくる人以外)、1度、摂取すると永年、その効果が持続するので、何処かで摂取しておきたいワクチンではあります。
イエローカードを持っていないと、そもそも入国出来ない国もありますしね。
それでもモーリタニアなんかは空港で打っている中国人がいましたし。
ただ1年ぐらいの旅程で世界一周を…と言う人の多くは、別に打たなくても入国出来る国がほとんどではありますが(自分の旅程上で必要な国があるかどうかは、自分で調べましょうね~)。
で、ブラジル。
1月にWHOがブラジルの推奨地域にサンパウロが入りましたし、リオ州も感染症が多い州になっているコトもあって、ブラジルの後に、ボリビアなんかに行こう~と言う人は、注意が必要そうですね。
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