山陽新幹線でも無料Wi-Fi導入へ!
JR東海が運転している東海道新幹線の全車両に無料Wi-Fiが導入されるニュースは前に書きましたが(コチラ参照)、その際、JR西日本が保有しているN700Aタイプの車両も25編成、東海道新幹線を走っていて、JR東海の全車両に無料Wi-Fiが導入されても、JR西日本所属の車両に当たると、無料Wi-Fiが使えないと言うコトを書きましたが、JR西日本でも、無料Wi-Fiが導入されるコトが発表になりました。
今回導入されるのは、JR西日本が保有している500系・700系・N700系の全編成。
2019年度末までに全編成にてサービスがスタートするとのコトですが、利用方法などの詳細は、サービス開始前に改めてアナウンスされるとのコトです。
また北陸新幹線で使用されているW7系については、2018年下期から工事が始まり、順次サービスの開始がアナウンスされていましたが、2018年夏から工事を始め、2019年9月までに全編成でのサービスを開始する様に計画が前倒しになったコトも、併せて発表になっています。
この北陸新幹線のWi-Fi導入の際には、
・メールアドレスなどを登録するコトで無料でWi-Fiが使える様になる
・携帯電話の電波を使用している為、トンネルや山間部では利用出来ない区間がある
と言うコトも明記されていましたから、今回の導入もそう言う感じになるのかな。
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JR東日本が運転している新幹線でも、無料のWi-Fi整備が進められるコトが発表になっているので、車両への工事が終了すると、ほとんどの新幹線で利用出来る様になります。
具体的な各新幹線の無料Wi-Fiの導入計画は、以下の様な感じになっています。
新幹線全路線の無料Wi-Fi導入状況 | ||||
運行会社 | 対象路線 | 対象車両 | サービス開始時期 | |
JR北海道 | 北海道新幹線 | 全車両 | 未導入 | |
JR東日本 | 東北新幹線 | E5/E6/E7系 | 2018年5月から改修開始 | 2019年5月までに全編成で開始 |
秋田新幹線 | ||||
山形新幹線 | E3系 | 2018年度から改修開始 | 2019年度中に全編成で開始 | |
上越新幹線 | E7系 | 2018年5月から改修開始 | 2020年までにサービス開始 | |
北陸新幹線 | E7系 | 2018年5月から改修開始 | 2019年5月までに全編成で開始 | |
JR東海 | 東海道新幹線 | N700A | 2018年夏から改修開始 | 2019年度冬に全編成で開始 |
JR西日本 | 北陸新幹線 | W7系 | 2018年夏から改修開始 | 2019年9月までに全編成で開始 |
山陽新幹線 | 500/700/N700系 | 2018年夏から改修開始 | 2019年度末までに全編成で開始 | |
JR九州 | 九州新幹線 | 全車両 | 未導入 |
現状、携帯電話がほぼ不通なのは、
・東北新幹線:二戸~新青森
・上越新幹線:上毛高原~長岡
・北陸新幹線:上田~上越妙高
の山間トンネル区間ぐらいだと言われています。
これらの区間だと携帯電波を利用している特性上、無料Wi-Fiが整備されても利用出来ないと言うコトになりますけれど。
それにしても、一気に新幹線のWi-Fi整備が進むコトになります。
ってか、出来るんやったら、もっと早くからやっとけーって、つい思っちゃったけれど。
未整備なのは、九州と北海道所属の各車両
因みに、山陽新幹線にはJR九州が保有している8両編成×11本の合計88両も走っているのですが、コチラは今の所、未整備のまま。
同様に東北新幹線にはJR北海道所属のH5系が4編成走っていますが、コチラも未整備のままになっています。
グランクラスでもJR北海道所属の車両には今の所、整備されると言うアナウンスがないので、ちょっとどうなのよ…と、今更ながらに思ったりしてしまいますが、経営状況を考えると、仕方がないのかな…
しかも現状の北海道新幹線の大部分を占める青函トンネルは、基本的に携帯の電波は繋がらないので(旧竜飛海底駅と旧吉岡海底駅は、docomoが緊急時を想定してエリア化していますが)、自社線内で利用出来ないサービスに多額の投資も出来ないでしょうしね
札幌までの開通時には期待したい所ですけれど。
ただ利用者としては、“使えると思っていたのに、使えない”と言う状況が、一番不便極まりない訳で、こうした混在状況が早く解消されると良いのですが…
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