ANA、春から国内線機内Wi-Fi無料化へ!
日本国内線の無料機内Wi-Fiと言えば、“JAL”ですが、ようやくANAもこの春から無料化され、その詳細が発表になりました。
同時に「FEEL THE NEW SKY」として機内サービスをアピールするプロモーションもスタートするらしいです。
ANAが無料化する機内Wi-Fiは、
・A321型機
・B737-300型機
・B767型機
・B777型機
・B787型機の一部
の5機種に2018年度末までに約100機へと導入される見込みですが、同時にWi-Fiだけじゃなく、機内独自コンテンツのサービスもスタートするんだとか。
搭乗機材がWi-Fi搭載機かどうかは予約詳細画面にて確認が出来る様になっているので、もし利用したい場合は、まずはココをしっかり確認するコトからスタートですね。
その際に注意したいのは、国際線機材では機内Wi-Fiコンテンツは利用出来ず、ネットに繋げる際は、国際線の料金プランが適用されると言う所でしょうか(そんなに国際線機材が飛んでいる便も多くはないですが)。
リアルタイムでニュースやスポーツ番組が視聴可能!
機内の新しいコンテンツとしては、まずは「ANA SKY LIVE TV」。
最新のニュースやスポーツ中継がリアルタイムで楽しめるコンテンツで、「日テレNEWS 24」「日テレジータス」「スカサカ!」「CNNj」「スカパー」が見れるみたいです(ブラウザ利用の場合は、Android端末の場合は市長不可でアプリ推奨)。
この他にドラマ・バラエティ・アニメなどの映像プログラムや、e-booksなど約100のコンテンツが楽しめる様になっています。
[amazonjs asin=”4046018496″ locale=”JP” title=”どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ (中経の文庫)”]新感覚の機内地図
「ANA Flight Path」は従来の放映型地図とは異なり、自分の端末上で自由に地図を動かせる他、コックピットからの景色が見れたりする他、「食べログ」や「日本各地の絶景ポイント」などが地図上に掲載される様になり、機材のフライト情報だけじゃなく、各都市の詳細が楽しめる様に。
一部の都市ではストリートマップまで拡大出来る様になると言うコトです。
基本的に国際線に搭乗する時とかは、機内のシートモニターとかで機内のフライト地図を流しているコトが多いボク的には、嬉しい「新しい感覚の機内地図」だなぁ…と。
ちょっとカッコイイかも…だけれど、寧ろ、気になるのは、“重たそう…”と言う所だったけれど(笑)。
必要か?そのサービス。
それにしても、JALとANAって、やっぱりサービスが似通っていて、ANAがスタートさせるとJALも追随すると言う様なパターンがありますが、国内線Wi-Fi無料化も結局、2社共に導入されるコトになりましたね。
まぁ、良い意味では切磋琢磨と言えますが。
今回のANAの新しいWi-Fiは一緒に導入されるコンテンツで差別化を図りたいと言うコトなのでしょうが、個人的に言えば…
必要かな…?
とも。
国内線の搭乗時間なんて、たかだか知れているので、機内独自コンテンツはいらないので、それよりも「ストレスフリーで繋がる」と言う方がよっぽど嬉しい様な気がしたり。
いや、もちろん、後発になったANAの意気込みは素敵ですけれどもね。
ドラマとかも流していて、2月であれば「逃げ恥」「ドクターX」と人気ドラマが揃えられていますが、国内線で見れる連続ドラマなんて、長い路線でも2話ぐらいで、基本は1話しか見れる時間はナイでしょうから、そんな中途半端に連ドラを見るぐらいならば、ホントに自分の端末で好きな動画が見れた方が楽しい様な気がしてならなかったり(因みに、ネットに接続しても動画サイトの視聴はNGになっています)。
A321neoには全席シートモニターを標準装備
そしてこうして機内Wi-Fi無料化を導入する一方で、2017年9月に就航したA321neoは国内線仕様機材としてはANAとして初めて全席にシートモニターを標準装備。
Wi-Fiコンテンツを大画面で楽しめる設定になっているのですが、寧ろ、Wi-Fi導入してくれれば、自分の端末で見るので、わざわざ必要か?と言われれば、正直、“別に…”と言う感じも。
まぁ、シートモニターがあれば使いますけれど…ぐらいな。
B777/787型機へもシートモニターとUSB充電ポート・PC用電源を2019年度下期以降に順次展開し、B7667/737型機でもUSB充電ポートを導入するみたいですが、USB充電ポートとPC用電源の整備だけで充分なんだけれどな、国内線なら。
ただこうした充電系の整備は、JALはエンブラエル190型機だけに留まっていて、クラスJはおろか、ファーストクラスですら未整備なので、ある意味、機内コンテンツを売りにするよりも、こっちを売りにした方が良い様にすら思えるけれど(導入に時間が掛かるので、現時点ではそこまで大々的に銘打てないのかも…だけれど)。
でも、こうして一気に整備が進んだのは利用者としては嬉しい限り。
東海道新幹線でも車内フリーWi-Fiの整備が決まりましたし、ようやく日本の交通機関でもWi-Fiの導入が進んで来ましたね。
引き続いて、国際線も無料化を期待したい所なんだけれど、今の所、ANAは国際線の無料化は、乗客が機内で過ごす時間が格段に長くなり、コストが掛かるコトから検討はしているが予定なしだとか。
なら国内線のシートモニター導入費と国際線のWi-Fi無料化だと、どっちがコスト高いんだろうな…
機内の滞在時間が長いからこそ、欲しいんだけれどね。
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