JALがベトジェットとの提携を発表!
JALがベトナム初の民間航空会社であり、初のLCCでもあるベトジェットとの提携を発表しました。
JALとベトナムと言えば、ベトナム航空と提携をして、コードシェアを長らく実施していましたが、ベトナム航空へはANAが資本出資を含む業務提携を締結し、これに伴って、ベトナム航空との提携はANAに移り、JALとの提携は2016年10月29日限りで解消され、以後、提携相手が空白になっている状態でした。
見える提携の部分では、まずはJALが運航している日本~ベトナム路線並びに日本国内線と、ベトジェットが運航しているベトナム国内線並びにベトナム発着のアジア路線でのコードシェアを実施する形になりそうですが、現状、ベトジェットはLCCと言うコトもあって、マイレージサービスの提供は行っていないコトから、マイルの提携は、今後の展開如何になりそうです。
ベトジェットは、ベトナム国内線では既にベトナム航空とシェアの首位を争う状態にまで拡大しており(既にシェアが1位になっていると言う話すらあるぐらいに射程圏内に入っている)、加えて、ボーイング737を100機発注するなど、今後の急成長を描いているLCC。
JALとしては、整備のノウハウなど、運航品質の向上に繋がる分野での提携も模索をしている形ではあるが、現時点では、特に決定事項の発表はなかった。
ベトジェットは、Skybossと言うラウンジサービスやプライオリティチェックインのサービスを実施しているが、今後は、クラスJの様なシートとかも出来ないモノなのかなぁ…なんて、思ったり。
ベトジェットって、どうなの?
さて、このニュースで気になるのは、ベトジェットと言う会社自体。
急成長を遂げているのは、上記で触れていますが、実際の所、どうなんでしょう?と言う点かとは思います。
数年前にはなりますが、ダナン→ホーチミンで搭乗したコトがあるのですが、その時の感想としては、フツーのLCCと言う印象が強い航空会社でした。
寧ろ、その時に気になったのは、ベトナムの空港の部分。
出国検査などは混み合っているし、ホーチミンと言えど空港自体は広くないし…みたいな。
あとは、サービス云々よりも、搭乗客のマナーの方が気になったかなぁ…とも。
これはLCCだからなのか…と言う感じもありますけれどね。
手荷物も7Kgまでは持ち込めますが、座席指定や機内食・飲料などは完全に有料でのサービスを提供していますが、現状、ベトナム国内線と、ベトナムからタイ・カンボジア・シンガポール・マレーシア・ビルマ(ミャンマー)・中国・香港・台湾・マカオ・韓国へと就航をしており、その程度の距離ならば、全然、耐えられる様にも思えます。
ボクが搭乗した便は定刻通りの出発でしたし、到着だったのですが、全体的に、定時発着率が高くはナイとも言われているのは気になる所ですけれどもね。
ただ、その定時発着率も、昔と比べると改善傾向にありますし、それこそJALとの提携で更なる改善が図られる余地がある部分の様にも思えますしね。
今回の提携。
結構、驚きを以って迎え入れられたのか、色々なニュース媒体に掲載が出ていました。
確かにベトジェットはLCCですし、JALはフルキャリアの中でも更に質を高めて、安値での争いに巻き込まれないようにすると言う戦略を取っているからなのかとは思います。
ただ、既にアメリカのLCCのジェットブルーや、資本関係のあるジェットスター・ジャパンなどとはコードシェアでの提携を結んでいたりするのも事実。
ANAは完全自前でLCCに乗り出していますが、JALはあくまでも日本との路線はJALでその先にLCCと言う戦略を描いているのかも知れませんね。
コメントを残す